「X-MEN」監督のブライアン・シンガー、今年度東京国際映画祭の審査委員長に

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本日7月28日、第28回東京国際映画祭の記者会見が東京・六本木アカデミーヒルズにて開催された。

ブライアン・シンガー

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この記者会見では、本映画祭のコンペティション部門審査委員長をブライアン・シンガーが務めることが発表された。1995年のアカデミー賞受賞作「ユージュアル・サスペクツ」や「X-MEN」シリーズの監督を務め、現在は最新作「X-MEN:アポカリプス(原題)」を制作中であるシンガー。この就任を受け、「私は商業映画も手がけてきましたが、キャリアの出発点は映画祭です。映画祭の重要性を心から理解していますし、映画祭にまた参加できることをとても楽しみにしています」とコメントしている。

第28回東京国際映画祭ロゴ画像

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続いて、3名のアジア人監督が1つのテーマのもとにオムニバス映画を共同製作する「アジア・オムニバス映画製作シリーズ『アジア三面鏡』」の製作発表も行われた。今年度は日本から行定勲、フィリピンからブリランテ・メンドーサ、カンボジアからソト・クォーリーカーが参加。完成作は第29回東京国際映画祭にてワールドプレミア上映される予定だ。

また記者会見では、本映画祭のオープニング作品にロバート・ゼメキス監督作「ザ・ウォーク」が、クロージング作品に佐藤浩市と本田翼が出演する「起終点駅 ターミナル」が決定したこともアナウンスされた。

さらに、これまでの六本木エリアや歌舞伎座といった開催会場に加え、今年度から新たに新宿バルト9、新宿ピカデリー、TOHOシネマズ 新宿の新宿エリアが追加されることが決定。そして特集上映企画として、2014年11月に逝去した高倉健の追悼特集「高倉健と生きた時代」や、30年前に第1回東京国際映画祭のオープニングを飾った黒澤明監督作「」の4Kデジタル復元版のジャパンプレミアも実施されることなどが明らかになった。

東京国際映画祭は、10月22日から31日までの開催。詳しい上映スケジュールなどは追って公表される。

ブライアン・シンガー審査委員長 コメント

まず何よりも東京を再び訪問できることに興奮しています。今回で8度目ですが、ずいぶん久しぶりの来日です。映画を愛する者として、フレッシュで新しい作品を観られるということが一番の栄誉だと感じています。審査委員の1人、さらには審査委員長の立場ですから、映画監督たちの成長を手助けできることは、なお一層の栄誉です。私は商業映画も手がけてきましたが、キャリアの出発点は映画祭です。映画祭の重要性を心から理解していますし、映画祭にまた参加できることをとても楽しみにしています。審査委員長として、そしてほかでもない1人の観客として。

第28回東京国際映画祭

2015年10月22日(木)~10月31日(土)
東京都 六本木ヒルズ、新宿バルト9、新宿ピカデリー、TOHOシネマズ 新宿ほか
チケット販売:10月10日(土)よりticket boardにて販売開始

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