ドラえもんや009の能力を科学で体験、マンガ企画展レポ

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7月7日から10月15日にかけて東京・日本科学未来館にて開催される「企画展『科学で体験するマンガ展』~時を超える夢のヒーロー~」の内覧会が、去る7月5日に行われた。

「ドラえもん」ブースより、「コエカタマリン」の体験展示。声が塊となって映像に表れ、ドラえもんにぶつかっている様子。

「ドラえもん」ブースより、「コエカタマリン」の体験展示。声が塊となって映像に表れ、ドラえもんにぶつかっている様子。

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「ひみつのアッコちゃん」ブースより、変身の擬似体験が行える展示。自分の顔がキャラクターの顔に合成されている。

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「サイボーグ009」ブースの展示。高速で回転する絵も、特殊なゴーグルを使えば視認できる。

「サイボーグ009」ブースの展示。高速で回転する絵も、特殊なゴーグルを使えば視認できる。

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「怪物くん」ブースの展示。顔の前で手を動かすと、スクリーンに映る自分の顔がキャラクターに変身していく。

「怪物くん」ブースの展示。顔の前で手を動かすと、スクリーンに映る自分の顔がキャラクターに変身していく。

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この企画展はマンガの主人公たちが持つ特別な力を、先端科学と映像技術で再現し、来場者が擬似体験するもの。手塚治虫「鉄腕アトム」、藤子・F・不二雄「ドラえもん」、赤塚不二夫「ひみつのアッコちゃん」、石ノ森章太郎「サイボーグ009」、藤子不二雄(A)「怪物くん」の5タイトルがフィーチャーされている。

「鉄腕アトム」ブースにはスクリーンに映るアトムを操作し、東京の上空を探検するアトラクションが登場。人工衛星から撮影した画像と3D技術を用いた高精細地図により、臨場感あふれる景色が堪能できる。また立体物にアトムのCGを投影し、アトムのメカニズムを紹介する展示も。声をかけるとアトムが起動する演出が用意されているので、入場者は名前を呼んで起こしてあげよう。

「ドラえもん」ブースでは、ひみつ道具「コエカタマリン」と「らくがきじゅう」を疑似体験できる。「コエカタマリン」の展示はマイクに「コラ」や「ハクション」など指定の声を発することで、自分の声がスクリーン上に擬音となって現れる仕組み。タイミングが合えば、画面を歩くドラえもんたちに擬音の塊をぶつけられる。一方「らくがきじゅう」の展示は手元のモニターと銃を操作し、スクリーンに映るキャラクターの顔に落書きをするもの。落書きされると飛び上がって驚く、のび太たちのリアクションにも注目だ。

続く「ひみつのアッコちゃん」のセクションには、警察官やお姫様など5つの姿に変身できるアトラクションが設置されている。鏡に向かい「テクマクマヤコン」から始まるお馴染みの呪文を唱えると、自分の顔がスクリーン上のイラストに合成され、変身した気分が味わえる。また鏡台の前に座るだけで、「ひみつのアッコちゃん」のエピソードガイドが上映される展示物も。このガイドで同作の世界観をおさらいしてみては。

先述の3タイトルとは趣向が異なり、「サイボーグ009」ブースには敵を追うアクション要素を加えた、「高速で動く敵を目で捉える」アトラクションが2点。LEDの明滅を利用したディスプレイでは、立ち止まった状態では何も見えないが、目を左右に素早く動かすことで空間にキャラクターが現れる。奥に進むと次は高速で回転するイラストが登場し、特殊なゴーグルを使うことで視認が可能に。どちらの展示も、誰が浮かび上がるかは実際に会場で確認してほしい。

また「怪物くん」で再現されたのは、手の伸長と変身する能力。機体に腕を入れると映像内の手を自由に伸び縮みさせられる展示や、スクリーンに映る自分の顔の前で手を動かすと別のキャラに変身できる展示が用意されている。

このほか巨大スクリーンにこれら5タイトルのマンガが写しだされる、「マンガワンダーウォール」も設置。スクリーンの前でページをめくるジェスチャーをすると、次のページが表示される。読み終えた後は画面上に自分と読んだマンガのキャラクターが並んで写しだされるため、記念撮影にも最適だ。Tシャツやクリアファイルなど、限定アイテムが充実した物販コーナーもお見逃しなく。

企画展「科学で体験するマンガ展」~時を超える夢のヒーロー~

会期:2012年7月7日(土)~10月15日(月)
時間:10:00~17:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:火曜日(祝日・夏休み期間中は開館)
会場:日本科学未来館1階企画展示ゾーン a・b
住所:東京都江東区青海2-3-6 日本科学未来館
料金:大人1300円、18歳以下700円、団体8名以上大人1040円、18歳以下560円(※企画展のみは大人1000円、18歳以下600円)
Lコード:31111

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