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荒木飛呂彦がジョジョ展会見「原画にはライブ感がある」

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本日7月5日、「荒木飛呂彦原画展 ジョジョ展」の記者発表会が都内某所にて行われた。

会見では7月28日からせんだいメディアテークにて行われる「荒木飛呂彦原画展 ジョジョ展 in S市杜王町」に続く、東京展の開催日と会場を発表。東京展は10月6日から11月4日まで、六本木・森アーツセンターギャラリーにて開催されると告知された。

東京展ではAR技術を利用した特別展示「ジョジョの奇妙なAR展示」を展開。会場に展示されている杜王町のマップにiPhoneやiPadをかざすと、かざす場所ごとに異なるショートムービーなどを見ることができる「ジョジョの奇妙な杜王町MAP」や、装置の前に立つと自分のスタンドが現れる「ジョジョの奇妙なスタンド体験」などが用意される。

また今回の25周年企画では、Googleのサービスや技術を使い、先に開設されているGoogle+での「ジョジョ」公式ファンページにおいて、さまざまな企画を行う。中でもGoogle+のビデオチャット機能「ハングアウト」を活用した施策では、東京展の様子をリアルタイムで発信するため、WEBから遠隔操作することで地方のファンも東京展にいるかのような体験ができるという。また荒木が完全監修した、この企画のため生まれた遠隔操作型スタンド「リモートロマンス」のイラストも披露された。荒木自身も「まだこのスタンドの能力はわからない」と話す。

そして仙台、東京に加え、イタリア・フィレンツェのGUCCI MUSEOでも「フィレンツェ展(仮)」を行うことが決定。展覧会に先駆け、7月30日9時から8月9日21時までチャリティーオークションを開催する。オークションではGUCCI提供の商品3点に荒木がサインしたものと、フィレンツェ展キービジュアルの複製原画にサインを入れたものの4点が出品される予定だ。

会見会場では、仙台展、東京展、フィレンツェ展のキービジュアルをお披露目。そのうち東京展とフィレンツェ展のものは、この日初めて公開された。七夕をイメージした仙台展のビジュアルに関して荒木は「だまし絵になっていて(七夕飾りの中に)スタンドがいるんですけど、スタンドの心みたいなものを表現していて、うまく描けたかなと思っています」と自画自賛。東京展のビジュアルは「富士山、承太郎、イギー、たんぽぽ、この4つが揃ったら無敵だろうと。これは自分でもめでたいな、と思っています」と会場の笑いを誘った。

そして徐倫とブチャラティが描かれたフィレンツェ展のビジュアルに関しては「馬に乗っていてパワーがあるし、エレガントなお花の柄をイメージして描きました」とコメント。また初めて大規模な原画展を行う荒木は、「原画にはライブ感みたいなものが封じこめてあると確信しているので、それを読者の方に見ていただけるのは光栄」と喜びをあらわにした。

新たに「ジョジョの奇妙な冒険」のTVアニメが10月から放送されることや、新作のPS3ゲーム「ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル」の制作も発表。ゲーム「ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル」では、シリーズ歴代の主要キャラが登場する。同作はスタンド、波紋、騎乗、流方など異なるバトルスタイルを取り入れた対戦格闘アクションゲームだ。

荒木は会見の最後に「若さを保つ秘訣は」と訊かれると、「東京都の水道水で毎日顔を洗っています。それ以外のことは特に……」とはにかむ。またファンからの「25年も連載できる秘訣は何か」との質問に対しては「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の秋本治を例に挙げ、「規則正しい生活かな」と回答した。なおこの記者会見の模様は、ジョジョ公式YouTubeチャンネルにて生中継された。

荒木飛呂彦原画展 ジョジョ展 in S市杜王町

期間:2012年7月28日(土)~8月14日(火)※会期中無休
会場:せんだいメディアテーク6F
住所:宮城県仙台市青葉区春日町2-1
チケット料金:大人1500円(前売り1300円)、高校生以下800円(前売り600円)、未就学児童入場無料

荒木飛呂彦原画展 ジョジョ展 東京

期間:2012年10月6日(土)~11月4日(日)
会場:森アーツセンターギャラリー
住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52F
チケット料金:大人2000円(前売り1800円)、中学・高校生1500円(前売り1300円)、小学生800円(前売り600円)

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