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映画「ちはやふる」千早たち瑞沢高校かるた部の袴姿公開!近江神宮で撮影

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近江神宮の楼門前にて。(左から)駒野勉役の森永悠希、西田優征役の矢本悠馬、真島太一役の野村周平、綾瀬千早役の広瀬すず、綿谷新役の真剣佑、大江奏役の上白石萌音、小泉徳宏監督。

近江神宮の楼門前にて。(左から)駒野勉役の森永悠希、西田優征役の矢本悠馬、真島太一役の野村周平、綾瀬千早役の広瀬すず、綿谷新役の真剣佑、大江奏役の上白石萌音、小泉徳宏監督。

末次由紀原作の実写映画「ちはやふる・上の句」「下の句」に登場する瑞沢高校かるた部のビジュアルが公開された。

袴姿で登場したのは、綾瀬千早に扮した広瀬すずをはじめ、真島太一役・野村周平、綿谷新役・真剣佑、西田優征役・矢本悠馬、大江奏役・上白石萌音、駒野勉役・森永悠希の6名。「かるたの聖地」「かるたの殿堂」と呼ばれている滋賀県・近江神宮の楼門をバックに、7月中旬に撮影された。ボブのイメージが強い広瀬は、ロングヘアーのエクステを着用。広瀬は原作を読んで、身長や髪型から自分と千早はイメージと違うのではと悩んだこともあったと明かすが「ロングヘアーになっただけで千早の佇まいに近くなったし、千早のことがわかったというか、感じたものがありました」と語る。また小泉徳宏監督は「まったく違和感がない。ロングヘアーになった瞬間に、普通の女子高生然としていて、地に足のついた千早ができた。びっくりするくらいハマったなと思っている」と絶賛。

近江神宮では千早と詩暢が邂逅するシーンや、新と太一が大会後に言葉を交わすシーンなどを撮影。広瀬は詩暢役の松岡茉優について「茉優ちゃんは同世代の中でもすごく尊敬している女優さん」と語り、「詩暢と千早のシーンも、負けずにがんばろうって常に思ってましたね。それもあったから刺激を受けることも、悔しいなって思うことも多かったです」と撮影を振り返る。

また近江神宮での撮影の日はちょうど「全国高等学校かるた選手権大会」が開催されていた。広瀬は「かるた部なんだろうなって子がいっぱいいて。試合も見に行きたいなって思ってるんですけど」と話すと、小泉監督と野村は「すずちゃん見に行ったら試合になんないよ」「みんなドキドキしちゃうよ」と冗談交じりに制す場面も。単行本4巻の、全国大会本戦前に瑞沢高校かるた部の面々が参拝するシーンの収録を終えた野村は「原作で近江神宮を見ていていたので(実際に足を運んでみて)感動がありましたね。(楼門を)見てびっくりするというお芝居だったんですけど、素直にできました」と感想を述べる。

そして今作の一番の見どころは、ダイナミックな競技かるたシーン。「最初は足の甲の皮が剥けて、膝も真っ黒になった。感覚がなくなるんじゃないかってくらい痛かったりした」と、激しい練習を重ねたと広瀬は語る。「新というキャラクターは一番強い存在でないといけない」という真剣佑は、福井のかるた会に2週間、出稽古に赴いたという。「最初は100枚を覚えるところから始まって。ずっとかるたの札を持ち歩いて暗記していた」と努力を明かすも、「かるたのシーンが(みんなと比べて)少なかったので、もっとやりたかった」と物足りなさそうに話した。スタートラインはみんな同じだが、誰が一番かるたが上達したかという質問に対し、野村と広瀬は即座に「真剣」と答え指を差す。そして野村の「すずは一番弱いよな(笑)」という呼びかけに対し、広瀬は気まずそうに「はい……(笑)」と答えていた。

そして小泉監督は「原作は27巻まで刊行されていて、映画2本分とはいえ、これを4時間でやるのは無理がある」と前置きし、「いい意味でのリミックスじゃないけれども、映画としても成立するように、物語を大胆に再構成している。原作のいいとこ取りや、『ファン感謝映画』にはならないように作っているので、こういう『ちはやふる』もあったかもしれないなと思って観ていただきたい」と原作ファンへメッセージを送った。

映画「ちはやふる」は2部作で制作。「ちはやふる・上の句」は2016年3月、「ちはやふる・下の句」は2016年4月に順次公開される。

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