手塚治虫の日記を原拠とする映画「トイレのピエタ」ストーリー明らかに

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手塚治虫の日記を原拠とした長編映画「トイレのピエタ」の追加キャストとストーリーが発表された。

映画「トイレのピエタ」に出演する(左から)杉咲花、リリー・フランキー、市川紗椰。 (c)2015「トイレのピエタ」製作委員会

映画「トイレのピエタ」に出演する(左から)杉咲花、リリー・フランキー、市川紗椰。 (c)2015「トイレのピエタ」製作委員会

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映画「トイレのピエタ」メインビジュアル (c)2015「トイレのピエタ」製作委員会

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RADWIMPSの野田洋次郎演じる主人公・園田宏と出会い、最期の夏を共に過ごす女子高生・真衣役に、杉咲花が決定。そのほか宏の入院仲間で女好きな横田役はリリー・フランキー、宏の元恋人・尾崎役は市川紗椰が演じる。

物語は、余命3カ月と告げられた宏が出会ったばかりの女子高生・真衣から「今一緒に死んじゃおっか?」と誘われるところから始まる。宏はバイクの後ろに彼女を乗せてスピードを上げるが、そのまま死ぬことはできなかった。画家への夢を諦めてフリーター生活を送っていた宏にとって、ただやり過ごすだけだったこの夏。彼は純粋な真衣に翻弄されながらも、次第に惹かれていく。

手塚が死の直前まで綴っていた日記の「今日素晴らしいアイデアを思いついた! トイレのピエタというのはどうだろう。癌の宣告を受けた患者が、何一つやれないままに死んでいくのはばかげていると、入院室のトイレに天井画を描きだすのだ…(中略)浄化と昇天。これがこの死にかけた人間の、世界への挑戦だったのだ!」という言葉にインスパイアされた本作。監督と脚本はドキュメンタリー映画「ピュ~ぴる」などで知られる松永大司が務める。映画「トイレのピエタ」は、6月6日より新宿ピカデリーほかにて全国ロードショー。

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映画「トイレのピエタ」

原案:手塚治虫
脚本・監督:松永大司 
出演:野田洋次郎、杉咲花、リリー・フランキー、古舘寛治、市川紗椰、森下能幸、澤田陸、MEGUMI、岩松了 

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Simona Stanzani 詩文奈 @simona_com

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