「銀の匙」中島健人が白馬で登場！オーラ消して八軒に挑む

荒川弘原作による映画「銀の匙 Silver Spoon」の完成披露イベントが、本日1月29日、六本木ヒルズアリーナにて行われた。イベントには主人公の八軒勇吾を演じるSexy Zoneの中島健人をはじめ、御影アキ役の広瀬アリス、南九条あやめ役の黒木華、校長先生役の上島竜兵、富士先生役の吹石一恵、アキの父役の竹内力、吉田恵輔監督が登場した。

劇中で乗馬部に所属する中島と広瀬は、馬に乗ってイベント会場に登場。中島は白馬に、広瀬は栗毛の馬にまたがり、ゆっくりとステージに向かう。中島は「あまりにもテンションが上がりすぎて、このまま馬で車道に出てしまいそうだった」とコメントした。

撮影中のエピソードを聞かれると中島は「子豚が本当にかわいいんですよ」とメロメロの様子。「だからと言って豚丼が食べにくくなったとかは一切なかったです」と発言すると、広瀬アリスに「いつも豚丼食べてました」とツッコまれる場面も。中島は「豚に対しても恋してしまったんです。恋は盲目と言うか、周りが見えなくなるんですよね。でも今、みなさんのことは見えてますからね」とファンを見渡すと、会場からは黄色い歓声が上がる。中島らしいアイドル的発言に、広瀬も思わず「出た！（笑）」のひと言。

中島演じる八軒勇吾は、夢も目標もなく周りの生徒に対してコンプレックスを抱いている少年。監督は中島に対して「君のファンが減るのも覚悟して、キラキラしたオーラを出すな」と演技指導をしたことを明かす。また中島のことをあまり知らなかったという黒木は「八軒くんを演じているダサい姿しか見たことがなかったのでカッコいいというイメージがなかったんですが、来てくださったエキストラの方に投げキッスをしていたのが印象的でした」と、役柄とのギャップを語った。

上島竜兵は先輩俳優として中島へのアドバイスを求められると、「中島くんは何でもできなきゃいけないから、今度一緒に熱湯風呂に入ろう」と提案。すると中島が「じゃあ僕がやりますよ」、広瀬が「いえ私が」と、キャストが口々に発言し、一斉に「どうぞどうぞ」というお決まりのギャグを息ピッタリに披露した。

イベント後、TOHOシネマズ六本木では完成披露試写会が開催された。舞台挨拶には、吉田監督、中島健人、広瀬アリス、黒木華、上島竜兵、吹石一恵、竹内力のほか、駒場一郎役の市川知宏、アキの叔父役の哀川翔、中島先生役の中村獅童が登壇し、撮影中のエピソードなどをトークした。映画「銀の匙 Silver Spoon」は、3月7日に全国ロードショー。