第17回文化庁メディア芸術祭受賞作品の発表会が、去る12月5日に都内にて行われ、「ジョジョリオン」にてマンガ部門の大賞を受賞した
荒木は受賞の挨拶で「『ジョジョの奇妙な冒険』は26、7年描かせていただいていますが、個人的にいろいろあったなと思うところも多く、受賞できて本当に嬉しく思っています」とコメント。「これからも読者の皆さんに楽しんでいただけるよう努力したい」と今後の執筆への意気込みを語った。
審査委員を務めた
また発表後に取材に応じた荒木は、世界中で人気を博している「ジョジョ」シリーズについて、「実感が沸かないのですが、翻訳などされ、いろいろな形で読んでいただけるのは非常に嬉しい」と述べた。
文化庁メディア芸術祭は、メディア芸術の振興を目的とした祭典。このほかマンガ部門の優秀賞は、雲田はるこ「昭和元禄落語心中」、石黒正数「それでも町は廻っている」、山本周五郎原作による望月ミネタロウ「ちいさこべえ」、九井諒子「ひきだしにテラリウム」が受賞。また新人賞には今井哲也「アリスと蔵六」、原正人訳によるバスティアン・ヴィヴェス「塩素の味」、町田洋のWEBマンガ「夏休みの町」が輝いた。2014年2月5日からは、東京の国立新美術館を中心に受賞作品展が催される。
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