1999年の「パンドラの鐘」NODA・MAP版と蜷川幸雄演出版をWOWOWで放送

NODA・MAP「パンドラの鐘」と蜷川幸雄演出「パンドラの鐘」が、今秋WOWOWで放送されることが決定した。

「パンドラの鐘」は野田秀樹が蜷川に書き下ろし、同時期に2劇場で上演された作品。作者の野田自身が演出するNODA・MAP版は東京・世田谷パブリックシアターで上演され、堤真一がミズヲ、天海祐希がヒメ女を演じた。また蜷川による演出版は東京・Bunkamura シアターコクーンにて披露され、大竹しのぶがヒメ女役、勝村政信がミズヲ役を務めた。放送日程については続報を待とう。

なお杉原邦生が演出し、成田凌、葵わかならが出演するCOCOON PRODUCTION 2022 NINAGAWA MEMORIAL「パンドラの鐘」は現在、Bunkamura シアターコクーンで上演中。東京公演は6月28日までとなり、7月2日から5日まで大阪・森ノ宮ピロティホールでも公演が行われる。

またステージナタリーでは2022年版「パンドラの鐘」の特集を展開。特集では稽古場の様子をレポートしているほか、演出の杉原と成田の作品に懸ける思いを届ける。