
今月のお笑い 38本目 [バックナンバー]
ウエストランド井口と作家飯塚が語る「2025年6・7月のお笑い」
祝・書籍発売!、現代日本への憂い、「ホセ」っていい名前、若手にブチギレ祭、大MCの道を歩む濱家
2025年8月14日 18:00 25
金魚番長の受け身がいい
井口 「ABCお笑いグランプリ」は
飯塚 「今月のお笑いネタライブ!!2」で優勝した
井口 あのライブのあとに発破かけたのに、負けやがりましたね。あとは、とにかく
──センチネルがひどかったっていうのは、井口さんが見て思ったってことですか?
井口 いやいや、早坂営業かなんかのときで、リアルタイムで噂が入ってきて。「センチネルがとにかくヤバいぞ」って。大阪の大会っていう特性もあるから、やり方を考えたほうがいいですよね。
──
飯塚 かが屋めちゃくちゃよかったですね。よく言っていますけど、かが屋だけ本当に違うジャンルの面白さで戦っている気がします。笑い声の大きさとか爆発力じゃない、「いいもの見たな」っていう気持ちで票が入るような。戦い方がほかとは違ってカッコいいです。
──「最も爪痕を残した芸人“ABEMA賞”」を獲得したのは
飯塚 「ワンピース歌舞伎」は敗退コメントで言っていたことを急いでやったという流れがあったからまだわかるけど、ゆってぃさんの格好は特に脈絡がなくて(笑)。去年の
井口 だから、(「R-1グランプリ2024」の)
飯塚 それとはまた違うんじゃない? 井口くんそれずっと言ってるけど(笑)。
井口 でもあんな直後に結婚発表するなんて、どうかしてますから。
飯塚 以前この連載で「逆ニッチェ」の話もしたけど、ゆってぃさんの格好をして出てくること自体がボケになっているっていうのは、もし自分がゆってぃさんだったらけっこう悲しい。若手から昔の人みたいな扱いをされて、「今ゆってぃの格好してるのが面白い」と思われちゃってるってことだから。「がんばらなきゃな」って思うと思う。
井口 金魚番長にはこの前「アメトーーク!」のイベントで会ったので、ボロクソに言ってやったんですよ。終わってからも楽屋で「お前らはよしもとの量産型漫才師だ」「どうせ順番にM-1決勝行けるんだろうけど、なんともならない」「ブサイクなくせに」って。
──すごくボロクソ言ってますね!? しかも楽屋で。
井口 でもその受け身がめちゃくちゃ面白かったから、金魚番長すごいなって思いました。ボロクソ言っても変な空気にならない。今の若手ってそういうこと言うと、本当にシュンとするかブチギレるかなのに、延々30分くらい言い続けても楽しい雰囲気だったんです。
飯塚 イジった人がキツく見えないように返せる。
井口 金魚番長ってそういうのが得意なんだなと思いましたね。だからゆってぃさんとか「ワンピース歌舞伎」とかやめたほうがいい。そんなんじゃないんだから。
飯塚 今、井口くんと永野さんだけだと思うんだよ。若手に苦言を呈す人って。
井口 僕は先輩には言わず後輩だけに言う、逆粗品状態ですから(笑)。
飯塚 だから今、強めにイジってくる先輩っていないから、耐性がない若手が多いんだと思う。
井口 この前、若手がいっぱい出る収録に行ったんですけど、スタッフさんから「言い返したりしてこないと思うので、話を聞いてあげる感じでお願いします」って事前に言われていたんですよ。若手がメインの番組だったので、確かに僕が言いすぎると趣旨が変わっちゃうから、「わかりました」ってあんまり強く言わないようにしていたんですけど、あまりにもだったので後半我慢ならずにめちゃくちゃ言っちゃいましたよ。でもそうすると結局(笑いの中心が)こっちになっちゃうじゃないですか。そのあとに
飯塚 普通逆だよね。スタッフが若手に「先輩がイジってくると思うから、がんばって返してね」って言わないと。
井口 返せないんですよね。でもあまりにも盛り上がらないから言っちゃいました。こっちも我慢できなくて。そういう意味で、金魚番長はけっこう辛辣なことを言っても2人とも明るい感じでよかったです。だからついついみんないろいろ言いたくなっちゃうし。アンガールズ田中さんですら「お前ら本当にそうだからな?」って乗ってきたりして。
──そういう存在は重宝されそうですね。
井口 あと本当にもう、今の若い奴らってご存知の詰め合わせみたいなことばっかりなんですよ。
飯塚 「ご存知の詰め合わせ」、次のLINEスタンプにしよう(笑)。
井口 例えばキャラが強くて片方だけ注目されている若手のコンビがいたとして、注目されてないほうがフィーチャーされそうになると「俺じゃなくて、まずこいつでしょ!」みたいなこと言ってくるんですよ。いやそいつでもねえわ! そいつもお前も知らねえよ! なんなんだよ、お前の中の「こいつでしょ」みたいな感じ。だから最後はもうブチギレ祭りになっちゃいました(笑)。
──ブチギレ祭り、楽しみです。
飯塚 「客全員一般人ライブ」とかやったほうがいいかもね。客席がお笑いファンとかじゃなくて、全員ランダムに選ばれた日本国民200人、みたいな。そしたら本当の世間の反応がわかるから。
井口 客観視できなくなってきますからね。もう、心配です。一番ベタな話じゃないですか。「劇場の人気にかまけるな」なんて、古来からある教訓。そうなるなと言っているのに、なる奴ら。だから僕らは人気なくてよかったです、本当に。誰も応援してないからこそ「M-1」でも行けたわけじゃないですか。
飯塚
井口 「知らないよ、お前らの関係性は」っていう。本当にもう、初歩の初歩の教科書でも作ろうかな?
──いいですね! 次は教科書出しましょう。
井口 めんどくさいでしょ! なんで僕がこいつらに教えなきゃいけないんだよ。
初開催の賞レース「ダブルインパクト」
──漫才とコントの二刀流No.1を決める「ダブルインパクト」も行われました。初開催の大会でしたが、どうでしたか?
飯塚 みんな漫才の一番いいネタは「M-1」、コントの一番いいネタは「キングオブコント」に持っていくだろうから、そういう意味では過去に「M-1」「キングオブコント」で日の目を見なかったネタを注目度の高いところでできるっていうのはいいなと思いました。
井口 面白いネタが一度にいっぱい見れるのはよかったですよね。
飯塚 そうだね。ネタ番組としてずっと面白かった。
井口 飯塚さんも関わっていたんですよね?
飯塚 お手伝いさせて頂いたレベルだけど。演出の方と「漫才とコントどっちを先にやるかは芸人本人が選べたほうがいいですよね」みたいな話は最初にしました。なぜかと言うと、ネタやって点数付けて、を全組で2周やるとなったときに、2周目で大逆転することってかなり難しくて。「キングオブコント」でもその方式の年がありましたけど、1本目の下位コンビが2本目で大逆転することはなかった。だから「1周目は漫才です」と決まっていると、たぶん漫才だけで上位が絞られる大会になっちゃうと思うんですよね。結果的に今回は1本目にコントを選ぶ人のほうが圧倒的に多かったですけど。
井口 単純に漫才師はムズいですよね。漫才ってすごくニンが出るから、そこからコントに移行しづらいっていうのがあって、漫才をやっているコント師のほうが戦いやすいのかなって思いました。僕はがんばってほしいですけどね、漫才師に。
飯塚 あとやっぱり関西(出身)の人が強いよね。東京で、普段の舞台で漫才もやっているコント師って今回のファイナリストで言うと
井口 今回たまたまでしょうけど、繰り返し系のネタが多かったですね。往年のジグザグジギーみたいな。漫才も、コントの人だからかそういうのが多かった気もするので、やっぱり漫才師に引っ掻き回してほしかったです。理想は、「コントの日」「漫才の日」みたいに年4回くらいのサーキット形式にしたらもっと順位が入れ替わって面白いんじゃないかなと思いました。
──漫才が軸だけどコントもできる東京のネクスト芸人で言うと誰になるでしょうか?
井口 やってはいるけどレベルになっちゃうんですかね。
飯塚 それこそ、「ツギクル」で漫才とコントを見せた
井口 でもあいつら「ダブルインパクト」も予選で早々に負けてますからね(笑)。じゃあ「ツギクル」はなんだったんだよ!
飯塚 確かに、TCクラクションは準決勝でもめっちゃ面白かった。
井口 でもスタミナパンは、審査員にも言われてましたけどもう漫才のほうがよくなってますよね。漫才であのキャラが面白いっていうのが知られちゃうと、コントで演じるキャラのほうが弱く見られちゃうっていう。
──優勝は
飯塚 ニッポンの社長が初めて大きいタイトルを獲れたのはよかったですよね。
井口 センス系と言っていいのか、ニッポンの社長みたいなタイプ、飯塚さんが好きなタイプの人が勝てるのはいいですよね。マンパワー系の勢いに負けて優勝できないことも往々にしてあるじゃないですか。今回
飯塚 ロングコートダディって本当にいろんなネタを持っているよね。新しいネタをすぐ賞レースにかけたり、なんだったら賞レースで下ろしてたりもするらしいし。う大さんがこの連載にゲストで来てくれたときに言っていたけど、ネタの量産力が大事な時代になってる気がする。
──ほかに気になったことは?
飯塚 テレビを観ていた印象でしかないですけど、ニッポンの社長は「キングオブコント」の決勝に5年も行っているから一般的にも知られているんだなと思いました。一方で、ななまがりの面白さってお笑いファンは知ってるけど一般の人はたぶんあんまり知らなくて、観客もななまがりを受け入れる態勢になっていなかった気がしました。知られてたらもっとウケ方が違ったんじゃないかなと。
──観覧にもっとお笑いファンを入れたほうがいいんですか?
飯塚 「THE SECOND」はツートライブがめちゃくちゃウケるっていうすごくいい大会だと思いますけど、お茶の間の反応とは違う気もして。だから難しいところではありますよね。お笑いファンが好きなお笑いがいいのか、お茶の間にウケるお笑いがいいのか。ななまがりとかもめんたるは、お笑いファンがたくさん観に来ている準決勝ではとんでもなくウケていたから、僕は準決勝でウケていた人たちがもうちょっと評価されてほしかったなとは思いました。でも新しい大会で、審査員経験のない人もいたし、審査はきっとみなさんすごく悩まれたでしょうね。そんな中でもジュニアさんが自分の感覚で審査している感じを見られたのはよかったです。「座王」(カンテレ)をやっているのもあって、ほぼ全組のよさをわかってくれているのもいいなって思いました。
──MCは
飯塚 めちゃくちゃよかったです。MCってやっぱり、腐したくなっちゃうと思うんですよ。「優勝する気ないやろ!(笑)」みたいな、ちょっとイジりが入っているコメントをしたり。でも特に濱家さんはそれをやらずに、「本当にみんな面白くてすごい」というポジティブな、陽のMCとして存在していて。あとめちゃくちゃ笑ってくれる。きっと大MCになる道を歩んでいくんだなと思いましたね。カッコよかったです。
井口 山内さんが審査員でもいいですよね。「キングオブコント」(MCを浜田、審査員を松本が務めていたダウンタウンの)パターンで。
note推し芸人ランキング
──賞レースの話はひと通り終わったので、何かお二人から6・7月で印象的だった話題があれば。
井口 ネイチャーバーガーが解散して、noteでごちゃごちゃ言って同情を誘ってましたけど、なんだそれ?っていうのはありました。どんな事情があるのかわかりませんけど、もうしょうがないじゃないですか。そういう世界なんだから、もう自分でがんばるしかないし。それに、お笑いファンが優しすぎるって思いますね。「あの芸人さんテレビに出てほしいな」とか言うけど、野球だったらファンが打率1割の奴をスタメンで使えなんて言わないし、なんにも結果出してない奴をサッカー日本代表に選べとは言わないのに、お笑いだけなんかぬるいんですよ。才能のない奴はやめてくしかないんだから。あと同情されてどうするんだっていうのもあるし。ごちゃごちゃ言わないでがんばれよ!
飯塚 noteつながりの話だと、noteの推し芸人ランキングが発表されてて、ウエストランドが17位に選ばれてた。
──noteに投稿された“推し活”の記録から算出しているそうです。
飯塚 1位が令和ロマンで。
井口
飯塚 ここにランクインしているってことは、何か言いたくなる、応援してることを書きたくなる芸人なんだろうね。
井口 そうだ、思い出したわ。
──なんですか?
井口 「耳の穴」で、「化けた芸人」のテーマのときに「芸風を貫いて売れた人もいる」という話の流れで「トム・ブラウンもずっとあの感じで来ましたからね」って言ったら、トム・ブラウンのファンが「でもちょっとずつアジャストさせてるってことも言ってほしかった」とか言ってきて。いちいち言わないだろ、そんなもん! 「貫いてよかった」の話で言ってるんだから。「まあね、今はちゃんとアジャストしてますけど」なんか言わないから、いちいち! なんで褒めてることにすらごちゃごちゃ言ってくるんだよ。変なファンが付いてるのかもしれない。よくないなあ、トム・ブラウンも!
飯塚 教育が足りない?(※)
※編集部注:ウエストランドのファンは井口の教育が行き届いている。
井口 足りてないですね。布川さんも怒ってました。「(ファンに)言ってやろうかな」って(笑)。ファンが増えて、ちょっと変になってきてるのかもな。
飯塚 でもウエストランドを応援してくれている4、50代の女性ファンもnote書いてくれているんじゃない?
井口 noteだったら1位目指せるかもしれないですね。僕のファンはXやってないんで。noteなら書くでしょ。
井口はマセキのエース
井口 あとは、とにかくマセキ(芸能社)の人たちに会いました。この前はきしたかの高野とモグライダーともしげさんと一緒になって、次の日はルシファー吉岡さんとジグザグジギー池田さんとの「オトステ」があって、そのあと三四郎・小宮さんとロケに行って、別の仕事で出川哲朗さんに会って、そこから「笑フェス」が2日間あり、そのあとバカリズムさんに会ったんですよ。で、「ナイツのちゃきちゃき大放送」(TBSラジオ)で夏休み中のナイツさんの代打を僕らがやるっていう。マセキすぎるだろ、いくらなんでも! マセキのエースみたいになってます(笑)。
飯塚 もう合体したらいいんじゃない? よしもとに対抗するために。
井口 本当にそうしなきゃやっていけないですよ。
飯塚 ASH&Dとマセキとタイタンで合体して。
井口 それで言うと、「笑フェス」問題。初日はいろんな芸人がネタして、2日目は各事務所の出張ライブみたいなテーマになっているんですけど、事務所の足並みが全然揃ってなくて。ASH&Dとタイタンはそもそも人数が少ないから全員で行くしかないから、ラブレターズもいて僕らも出ているけど、よしもとなんて神保町(の若手劇場・よしもと漫才劇場)のわけわかんないメンバーが来てて。ナメられすぎだろ、マセキも! チャンピオン出せよ、こっちも出してんだから。
しずる、面白い
飯塚 「永野&くるまのひっかかりニーチェ」(テレビ朝日)に
──この連載でも何度か「しずるが面白い」という話は出ていますよね。
参考記事:「2025年2月のお笑い」より、「しずる、ずっと面白い」
飯塚 「キングオブコント」でも僕はしずるがめちゃくちゃ面白いと思うんだけど、過去に何度も決勝に行っているから、観る人も若干ハードルが高くなっている気がして。「レッドカーペット」(フジテレビ)に出ていた芸人で今もずっと単独をやって、「キングオブコント」に挑戦している人って、もうしずるくらいしかいない。それってすごいことだと思うんですよね。当時一緒に「レッドカーペット」に出ていたはんにゃ.やフルーツポンチは近年独特な活動をしていますし。
井口 僕らが「M-1」に出たときですら、「レッドカーペット」とか「オンバト」(NHK)に出ていた人なんか僕ら以外誰もいなかったですからね。その時代の人っていなくなってますよ。少なくともネタをやって賞レースに挑戦し続けてる人なんて数えるくらいしか。
飯塚 芸人に愛されていますよね。2人ともネタ作って、それぞれ交代で単独ライブをプロデュースしているのも珍しいスタイル。一緒に作ってる人はいますけど、それぞれがネタを書いて相方にやらせてるっていう。もう1回、しずるが評価されるタイミングはいつか来るんじゃないかと思ってます。「千鳥のクセスゴ!」(フジテレビ)のときも「しずる面白い」と盛り上がっていたし。
──きっかけがあれば、なんでしょうか。
飯塚 きっかけが難しいですよね。たぶん全員面白いと思っているし、ある程度「面白い」という認識はされていると思うんですけど。「キングオブコント」みたいなデカいきっかけが必要なのかもしれないですね。
井口 それこそ、「レッドカーペット」の復活版がありますけど、その裏でNHKの特番(「超・ニッポンのお笑い100年~芸人たちの放送開拓史~」)があって。
──井口さんはNHKに出演されているんですよね。
飯塚 ウエストランドこそ「レッドカーペット」に出てほしかったけど。
井口 最初に出させてもらった民放の番組ですしね。レッドカーペット賞も2回獲ってますし。まさかの裏で(笑)。でもNHKのほうもすごかったので観てほしいですけど。めちゃくちゃ豪華なメンバーの中に僕も入れてもらってありがたいです。お笑いの歴史をいろいろ見て、最後に
飯塚 爆笑問題、まだまだブレイクしますね。
井口 書籍の太田さんとの鼎談で飯塚さんが言ってましたね(笑)。太田さんがここからまたブレイクするって。
飯塚 選挙特番とかもすごかったですし。
井口 そこまでできる人いないですからね。記憶力もすごいから、今回大特番でやりましたけど、昔のことをレジェンドに聞く番組とかメディアがあったらいいなと思います。本当にそのときを生きた人しかわからない空気感もあると思うので。
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井口 バイきんぐ小峠さんの結婚の記事になぜか僕の名前が書かれてましたよ。「なお、独身はウエストランド井口とさらば青春の光・森田」って。
──でも森田さんと井口さんの“独身”って種類が違う感じがしますね。
井口 なんなんだろうって僕も思って考えたんですけど、過去の恋愛の話とかをしてないからなんでしょうね。みんな「元カノが~……」みたいな話するじゃないですか。かわいそうだろ、昔付き合ってた人のこと悪く言ったりするの。もうとにかく恋愛が人気で、うんざりしてます。と思っていたら「セフレと恋人の境界線」みたいな番組が始まって。さすがに下品すぎないか!? 大丈夫なんですかね?
井口 「モテテク」とかも、“テク”でいいの?っていう。
飯塚 でも、1日に考えてることの大半を占めてるのが恋愛っていう人いますよね。
──います?
井口 みんなとにかく恋愛が好きなんですよ、本当に。で、エロい感じの番組ばっかり再生回数が回って。だからバラエティのサムネもエロく見えるような画像が増えて。終わりです、もう。
──書籍の取材で言っていましたね。井口さんは性を感じさせない、という話。
参考記事:文春オンライン「思い入れがないんですよ。過去の『M-1』も1回ずつぐらいしか見てないし」ウエストランド井口浩之(42)が後に“優勝して良かった”と思った「皮肉すぎる理由」とは
井口 その中では相当がんばってるほうですよ。
飯塚 でもその結果、
井口 確かに(笑)。今度番組(テレビ朝日「FRUITS ZIPPERのNEW KAWAIIってしてよ?」)のイベントも出させてもらいます。
──そのイベントの告知、いまだに出演者が追加されませんね。
井口 出演者が「FRUITS ZIPPER、井口浩之(ウエストランド)ほか」ってどんなイベントだよ!(笑)
編集部注:取材後に追加出演者が発表されました。詳しくは「FRUITS ZIPPERのNEW KAWAIIってしてよ?」のオフィシャルXアカウントで確認を。
プロフィール
井口浩之(イグチヒロユキ)
1983年5月6日生まれ、岡山県出身。2008年、河本太(コウモトフトシ)とウエストランドを結成。2013年4月に「笑っていいとも!」(フジテレビ)のレギュラーに抜擢され、最終回まで不定期で出演した。2012年から2014年に「THE MANZAI」認定漫才師。「M-1グランプリ」では2020年に初の決勝進出を果たし、2022年に優勝! ラジオ形式の番組「ウエストランドのぶちラジ!」をYouTubeなどで配信中。とろサーモン久保田とのレギュラー番組「耳の穴かっぽじって聞け!」(テレビ朝日)は毎週月曜25:58~。タイタン所属。
飯塚大悟(イイヅカダイゴ)
1982年4月13日生まれ、新潟県出身。テレビ、ラジオの構成作家。現在の担当番組は「サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん」「家事ヤロウ!!!」(テレビ朝日)、「水曜日のダウンタウン」「クレイジージャーニー」(TBS)、「ヒルナンデス!」(日本テレビ)、「オードリーのオールナイトニッポン」(ニッポン放送)など。書籍「深解釈 オールナイトニッポン~10人の放送作家から読み解くラジオの今~」(扶桑社)。大井洋一と出演するポッドキャスト「褒めたいラジオ」(Artistspoken)毎週水曜23:00~配信中。
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