エバース「ABC」の勝因を会見で語る 町田「全部巻き込もうと」佐々木「嘘だと思います」

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本日6月29日に行われた「第46回ABCお笑いグランプリ2025」(ABCテレビ)でエバースが優勝したのは既報の通り。2人が会見に出席し、喜びを語った。

「第46回ABCお笑いグランプリ2025」で優勝したエバース

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決勝のAブロックでは、金の国、家族チャーハン、センチネル、天才ピアニスト、Bブロックでは、Gパンパンダ、ザ・マミィ、エバース、金魚番長、Cブロックでは、ソマオ・ミートボール、フースーヤ、かが屋、ハマノとヘンミがネタを披露。各ブロックを制した家族チャーハン、エバース、かが屋がファイナルステージに進出し、エバースが700点満点中667点で王者となって優勝賞金100万円を獲得した。決勝では、かまいたち山内、ダイアン・ユースケ、陣内智則、かもめんたる・う大、マヂカルラブリー・野田クリスタル、ミルクボーイ駒場、ハナコ秋山が審査員を担当。南海キャンディーズ山里と本田望結がMCを務めた。

エバースは1本目は棺桶に入れるもの、2本目は喫煙者を題材にした漫才を披露。会見で町田は「前回はガチガチに緊張していてお互いにミスもしたので、今回はそんなことがないよう、ほかのライブに出るときも『ABCお笑いグランプリ』に出てるところを想像して……」と勝因を分析したが、佐々木からは「いや、全然そんなことなかったです(笑)。出番ギリギリまで寝てたし……」と指摘される。また町田は「前回の『M-1』では、自分たちのネタをやるだけで精いっぱいみたいな感じだったんですけど、今回はお客さんの反応も見ながら、審査員の皆さんもテレビの前の皆さんも全部巻き込もうという感覚でやりました」と振り返るが、佐々木から「いや、嘘だと思います。本当は何も考えてないので(笑)」と再び否定されてしまった。

エバース コメント

「第46回ABCお笑いグランプリ2025」で優勝したエバース

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──2回目の決勝、ラストイヤーでの優勝の感想をお聞かせください。

佐々木:同年代がいっぱいいる中で、僕らが一番面白いと証明できてよかったです。

町田:同期でも早く売れたり、テレビに出たり先に活躍している芸人もいっぱいいましたけど、10年目にこの賞レースでまくれたかなと思います。うれしかったです。

──昨年の敗退を踏まえて、今回勝つために準備していたことは?

町田:前回はガチガチに緊張していてお互いにミスもしたので、今回はそんなことがないよう、ほかのライブに出るときも「ABCお笑いグランプリ」に出てるところを想像して……。

佐々木:いや、全然そんなことなかったです(笑)。出番ギリギリまで寝てたし……。

町田:でも常にそういう気持ちでいたということです。

──昨年の「M-1」決勝から約半年、漫才のここを磨いたという点などはありますか?

町田:前回の「M-1」では、自分たちのネタをやるだけで精いっぱいみたいな感じだったんですけど、今回はお客さんの反応も見ながら、審査員の皆さんもテレビの前の皆さんも全部巻き込もうという感覚でやりました。

佐々木:いや、嘘だと思います。本当は何も考えてないので(笑)。僕1人の力で優勝できたと思ってます。

ファイナルステージでネタを披露するエバース

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──1本目と2本目、それぞれのネタが終わったあとの手応えは?

佐々木:1本目が終わったときは、ファイナルにいけたかな?という感じでしたけど、2本目のあとはもう本当にわからなかったです。(優勝できるか否か)五分五分くらいかなと思ってました。

町田:2本目のあとはちょっと緊張しましたね。

佐々木:僕も結構緊張はしてたんですけど、相方の口の臭いでだいぶ緊張してるのがわかりました(笑)。

町田:1本目と2本目の間で「歯を磨け」って言われて(笑)。

佐々木:臭すぎてネタが飛びそうになってたんで、さすがに磨かせました。

──優勝賞金の分け方を、「佐々木さん19:町田さん1」に決めているというエバース。今回の賞金100万円は佐々木さんが95万円、町田さんが5万円ですが、それぞれの使い道は?

町田:えーっと、5万……5万円ですよね……。衣装とか買いましょうかね。この衣装もだいぶ長く着てるんで、モデルチェンジしようかなと。

佐々木:僕の95万円は親に仕送りしようかなって思います!

「第46回ABCお笑いグランプリ2025」で優勝したエバース

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──今年の「M-1」に向けて準備は進んでいますか?

佐々木:「M-1」にかけたいネタは一応用意してあるので、それをあと数カ月、ライブとか寄席で磨いていこうかなと思っています。

町田:僕は「M-1」までに、ちょっと自分のハードルを超えるようなことをしたいです。

──芸人としての目標は?

町田:「エバースといえばこれ!」みたいな代表的な番組を作っていきたいです。

佐々木:イベントでたくさん人を集められるような芸人になりたいです。何かやれば、東京ドームを埋められるような芸人になるのが夢です。

ファイナルステージ点数

かが屋:649点
エバース:667点
家族チャーハン:652点

「ABCお笑いグランプリ」とは

「ABCお笑いグランプリ」は、1980年に誕生した「ABC漫才・落語新人コンクール」を原点に、1989年からは「ABCお笑い新人グランプリ」、2012年からは「ABCお笑いグランプリ」と名称を変えて開催されている若手芸人の登龍門的コンテスト。デビュー10年以内の芸人が出場可能で、過去にはダウンタウン、ナインティナイン、千鳥、かまいたち、霜降り明星らが王者に。2022年はカベポスター、2023年はダブルヒガシ、2024年は令和ロマンが優勝した。

なおABEMAでは7月31日(木)まで「ABCお笑いグランプリ」の第44回と第45回も期間限定で配信している。

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