神4降臨、カラオケ盆踊りの熱狂再び「シャイニング盆踊り」　トキ「踊り足りねぇよ！」

大阪・関西万博の開催期間中に話題となった、よしもと waraii myraii館の「盆踊りのアシタ」、通称“カラオケ盆踊り”。その熱狂を再現するべく、昨日12月10日に大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールにて「シャイニング盆踊り」が開催された。

カラオケ盆踊りは、伝統的な盆踊りにカラオケやダンスを融合させた催し。観客もステージに上がってカラオケを歌い、それに合わせて出演者、観客が一体となって盆踊りに興じる。

出演したのは、カラオケ盆踊りを最前線で盛り上げ、“神4”と呼ばれたレイザーラモンと藤崎マーケットら。滋慶学園ダンサーズも加わって彩りを添えた。レイザーラモンRGの「万博No.1パビリオン、カラオケ盆踊り、見たいですかー！」のコールに、来場者は「イエーイ！」とレスポンス。藤崎マーケット・トキは「俺たちの万博はまだ終わっていない！」と続け、田崎は滋慶学園ダンサーズのメンバーを見て「会いたかった！」と再会を噛み締めた。

ステージにはカラオケ盆踊りと同様にやぐらが組まれたが、その小ささに神4は「全然違うやん！」とツッコミ。よしもと waraii myraii館のシンボルである笑顔の球体「タマー」も用意していると紹介され、神4も驚きを隠せない。しかしその正体は、客席最後列でオレンジの光に照らされたギャロップ林。林は「いろいろ無理やって！」と声を上げたが、観客たちは喜んだ。

トキが企画したのは、「ずっと涼しかった奴らの盆踊り」と題したコーナー。万博会期中、カラオケ盆踊りに身も心も捧げた神4とは対象的に、連日エアコンの効いた涼しい劇場でネタ出番をこなし、万博にほとんど来なかったメンバー、“涼しかったメンバー”がいるとのことで、「過激さをわかってほしい！」と訴える。そのメンバーは、ギャロップ毛利、アキナ山名、すゑひろがりずの4人。“ニセ神4”と名付け、神4と同じようにカラオケ盆踊りを体験させることに。「まずお客様を引きつける」（HG）、「全力で歌う」（RG）、「忠実に土台となり盆踊りを踊る」（田崎）、「死ぬまで踊る」（トキ）と、鉄壁のフォーメーションを彼らに伝授。カラオケ盆踊りを体験した“ニセ神4”は「めっちゃ気持ちよかったっす」（すゑひろがりず三島）と充実の表情を見せたが、本家神4は「本来なら、これを3時間だよ」と釘を差した。

そしていよいよ「シャイニング盆踊り」へ突入。抽選で選ばれた7名の観客もステージに上がった。「カラオケ盆踊りを歌いたくて並んだけど100組以上いて当たらなかった」「万博に15回行って、やぐらのまわりで踊っていた」「盆踊りは行けなかったがトキさんのストーリーズをいつも見ていた」という人たちが熱唱。最後は林が歌い、アンコールも巻き起こった。

終了間際、三島は「もっと踊らせてくれよ！ まだ終わりたくねえよ！」と別れを惜しみ、RGの「万博あるある」で締めくくり。田崎の「時間が足りないので、オールナイトでやりたい」という発言に会場は沸き立つ。終演後の囲み取材でもトキは「踊り足りねぇよ！ こちとら、3時間で体が慣れているんだよ、コノヤロウ！」と興奮が冷めない様子。RGも「『暖房を40℃にしとけ』って言ったのになんで涼しい!? 暑さも足りねぇよ！」とあの夏の溶けそうな暑さを思い出していた。