スカパラ、吾妻ら実力派5組が炎天下で豪華競演
2008年7月22日 19:28 2
HOT STUFF PROMOTIONの設立30周年記念イベント第2弾「US AND THEM」の2日目公演が、7月20日に日比谷野外大音楽堂で開催された。
ゆらゆら帝国とBOOM BOOM SATELLITESを迎えて行われた前日公演に引き続き、この日の日比谷も夏の猛烈な日差しが降り注ぐ。開演時刻が15時30分と早かったこともあり、訪れた観客は帽子をかぶったりタオルをかけたりして暑さをしのいでいた。
トップバッターとして登場したのは
歌詞やトークで笑わせる一方、「平均年齢が50を超えた」というバンドならではの円熟味あふれる演奏で観客を魅了。往年の名ジャズシンガー、キャブ・キャロウェイの「We go well together」を日本語訳した「俺達相性いいぜ」など、彼らの渋いサウンドが楽しめる楽曲を続々と披露した。
続いて登場したのは
3番手は
あたりをすっかり夕闇が包んだころ、続いての
トリを飾った東京スカパラダイスオーケストラは、7月17日に冷牟田竜之の脱退が発表されたばかり。9人体制での初のステージとなったこの日、メンバーはツアーとは違った銀色のスーツ姿で登場。茂木欣一(Dr)のソロからスタートした「TONGUES OF FIRE'08」、「(We know it's)All ore Nothing」など、テンションの高いナンバーを続々と繰り出して客席を熱狂させる。谷中敦(B.Sax)は「まだ体力残ってる?新しいスカパラと一緒に、暑さぶっ飛ばしてくれよ!」と叫び、アッパーなステージを展開した。
新体制での初ライブとあって、アレンジ面ではやはり冷牟田の不在を改めて実感させる部分があったものの、メンバーのテンションは最高潮。観客もそれに応えるように踊り狂い、野音の地面を激しく揺らした。
熱狂のライブが終わった後、アンコールで谷中は「アンコールセッションの時間がやってまいりました」と語り、バッパーズ、ユアソン、勝手のメンバーとハマケンをステージに呼び込む。ステージに乗り切らないのではと思わせるような大人数で、アンコールに披露したのは「Bridgeview」。トロンボーンだけでも5人いるという豪華セッションで、この日の祭りは華やかに締めくくられた。
2008年7月20日 HOT STUFF 30TH ANNIVERSARY「US AND THEM」セットリスト
吾妻光良 & The Swinging Boppers
01.Thing's Ain't~最後まで楽しもう
02.やっぱり肉を食おう
03.お前誰だっけ?
04.栃東の取り組み見たか
05.Let Your Hair Down
06.俺達相性いいぜ
07.150~300
08.カツ丼
09.ほんじゃね
YOUR SONG IS GODD
01.A MAN FROM THE NEW TOWN
02.NETTAI BOY~熱帯ボーイ~
03.MOVE OR DIE
04.THE CATCHER IN THE MUSIC
05.THE REACTION BABY
06.ブガルー超特急
07.THE OUTRO
勝手にしやがれ
01.ロミオ
02.スイサイダル・スウィング
03.ラスト・ダンス
04.U-K
05.ドライ・ボーン・ブルーズ
06.黒い瞳
07.ブラック・マリヤ
08.フィラメント
09.円軌道の外
浜野謙太(SAKEROCK)
押し語り
東京スカパラダイスオーケストラ
01.TONGUES OF FIRE'08
02.(We know it's)All or Nothing
03.A Song for Athletes
04.Warrior Chant
05.Punch'n' Sway
06.SKA ME CRAZY
07.世界地図
08.964スピードスター
09.ルパン三世'78
10.追憶のライラック trumpet dub ver.
11.Perfect Future
12.White Light
13.Pride Of Lions
en.Bridgeview(セッション)
リンク
- Hot Stuff 30th Anniversary
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オカンダ @okannda
スカパラ、吾妻ら実力派5組が炎天下で豪華競演 https://t.co/XxvxZD0z3d
2008年の記事。
こんな前に野音でバッパーズ、ユアソン、勝手にしやがれ、スカパラ、ハマケン共演のライブがあったのか。すげえな。