渡辺翔太と森本慎太郎「ドリボ」開幕、少年忍者を見てあの頃を懐かしむ「ギラギラした感じを忘れてた」

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昨日10月9日に東京・帝国劇場で舞台「DREAM BOYS」初日開幕記念会見が行われ、キャストの渡辺翔太Snow Man)、森本慎太郎SixTONES)、少年忍者紫吹淳鳳蘭が出席した。

カメラに向かって手を振る森本慎太郎(左)、渡辺翔太(右)。手の振り方に個性が出ている。

カメラに向かって手を振る森本慎太郎(左)、渡辺翔太(右)。手の振り方に個性が出ている。

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ジュニアの頃から思い出すと感慨深い

「DREAM BOYS」ゲネプロより体を張ったボクシングシーン。

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「DREAM BOYS」は2004年に滝沢秀明主演で初演されて以来、亀梨和也、玉森裕太、岸優太、菊池風磨らが主演を務めてきた、夢見る少年たちの友情を描く作品。初演以来20周年にあたる本作で、公演回数は750回を超える。2019年からは演出を堂本光一が担当。現・帝国劇場の閉場前ラストの上演となる今回は、昨年上演された前作に続いて渡辺が主演、森本がチャンプ役を務めるほか、少年忍者の総勢21人、紫吹、鳳が出演する。

「DREAM BOYS」ゲネプロより。

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7日に行われたゲネプロでは、渡辺と森本が体当たりのボクシングシーンやフライングに挑み、伸びやかな歌声とダイナミックなダンスを披露。アドリブシーンにも挑戦した。初日公演の開幕前に実施された会見で渡辺は一度クローズする帝国劇場について言及しつつ「自分たちで幕を閉じられるってことはジュニアの頃から思い出すと感慨深い経験だなと思います。お客さんは『DREAM BOYS』を観ながら劇場内も目に焼き付けてもらえると思い出になるんじゃないかなと思ってます」とコメントする。森本は「変に肩に力を入れすぎると空回りして迷惑をかけると思うので、帝劇最後ということはあまり意識せずに最大限のパフォーマンスをこのステージにぶつけて、悔いのないように千秋楽まで走り抜けたいです」と意気込みを語った。

「DREAM BOYS」ゲネプロで拳を突き上げる森本慎太郎(SixTONES)。

「DREAM BOYS」ゲネプロで拳を突き上げる森本慎太郎(SixTONES)。[拡大]

少年忍者のしっかり者

「DREAM BOYS」初日開幕記念会見の様子。

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少年忍者の川崎皇輝は「今年節目となる『DREAM BOYS』という作品に今年は少年忍者21人全員で出演させていただけるということでうれしく思います。全員で力を合わせて、翔太くんと慎太郎くんの『DREAM BOYS』を盛り上げていきたいと思います」と気合い十分。すると渡辺は「僕たちよりしっかりしたコメントを言うという……」と感心しつつ、確かにと言わんばかりに笑う鳳に対して「笑いすぎですよ」とツッコミを入れた。

「DREAM BOYS」ゲネプロより。

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光一からさらっと渡されたのは

記者から「ドリボ2年目で演技に深みが出ている」と言われ、「お目が高い」と反応する渡辺翔太(右)、笑顔になる森本慎太郎(左)。

記者から「ドリボ2年目で演技に深みが出ている」と言われ、「お目が高い」と反応する渡辺翔太(右)、笑顔になる森本慎太郎(左)。[拡大]

7月に行われた「DREAM BOYS」の制作会見では、渡辺が堂本に楽屋用の暖簾をおねだりする場面があった。この話題になると渡辺は「光一くんから『今から言われても間に合わないよ』って言われたんですけど、しっかりいただいて。カッコいい先輩だなと思いました。打ち合わせのときに『はい』ってさらっと渡してくれて。僕が青、慎太郎が緑でそれぞれのメンバーカラーの暖簾でした。そういう気遣いにぐっときましたね」とうれしそうに話す。森本は光一からのアドバイスを思い返しながら「この記者会見のギリギリ前まで、目線の位置や立ち方だったり細かいところまで教えてくださって。去年と比べて演出が変わったので、前回観てくださった方からすると、セリフのニュアンスが変わってひと味違う『DREAM BOYS』になってるのかなと思います」と言い、渡辺も「『段取り臭くならないように』と何度もおっしゃってた印象がありました。去年は光一くんの演出を踏襲できるかに重きを置いてたんですけど、今回は自分の個性も出しながら演じられたらと思います」と意欲を見せた。

稽古期間は渡辺、森本の2人はそろわない日もあったという。渡辺は「僕が参加できなかったときは慎太郎がLINEで『今こういう段階で稽古を進行してます』とか、『光一くんが今こう言っててここが変更になった』とかを送ってくれて」と明かす。すると森本は「光一くんのバックショット付きで」と続けた。

ジュニア時代を思い出してしみじみする渡辺、森本

渡辺翔太(Snow Man)

渡辺翔太(Snow Man)[拡大]

チャンプの後輩として出演する少年忍者の織山尚大が「チャンプチームは織山、深田竜生、檜山光成、安嶋秀生、川崎星輝でやらせてもらってるんですけど……」と説明すると、元木湧が「ちょい待てーい! 忘れてる忘れてる」と声を張り上げて自らをアピール。織山は「チャンプチームはこの6人です。去年は7 MEN 侍がやられていた役をやらせてもらっています」と訂正する。そして、ナイフで腹部を刺されるシーンについて触れ「去年は中村嶺亜くんがやった“腹刺し”のシーンを僕がやるんですけど、つい先ほど光一くんから『織山、腹を刺されたらなんて言うか知ってるか?』って聞かれて『わからないです』って答えたら、『なんじゃこりゃー!』って言うんだよって。『ジェネレーションギャップで知らないですね』と言ったらめちゃくちゃ怒られると思うんですけど……そういうアドバイスをもらいました」と、松田優作が出演した刑事ドラマ「太陽にほえろ」の殉職シーンを知らないながらも再現した。

少年忍者の会見での立ち振舞を見ていた渡辺は「エネルギーが全然違うなって。元木の『ちょい待てーい!』みたいなああいう爪痕を残してやろうみたいな欲……」と驚き、「ジュニア特有のギラギラした感じを忘れてたなって。年齢を重ねると、どうしても安牌のほうにいっちゃうから」と反省気味。森本もジュニア時代を懐かしみながら「さすがだなと思いました。Snow ManもSixTONESもジュニアのときにやってましたからね。『いやいやいや!』とか」としみじみ語った。先輩2人から愛あるイジりを受けた元木は「真面目に言われても困ります。恥ずかしくなってくるんで」と照れ笑いを浮かべた。

締めに意気込み

森本慎太郎(SixTONES)

森本慎太郎(SixTONES)[拡大]

最後に森本は「SixTONESでは高地優吾と京本大我がミュージカルをやっているので、それぞれのメンバーに負けないように、少年忍者のエネルギッシュさにも負けないように、森本慎太郎らしく輝いてパフォーマンスして千秋楽まで駆け抜けていきます」と力強くコメント。渡辺は「自分たちを選んでいただけたことを光栄に思いながら、ふさわしいキャストだなって思ってもらえるように、エネルギーを客席にぶつけて千秋楽まで楽しんでやっていけたらと思います」と熱く語り、会見を終えた。

※川崎皇輝、川崎星輝の「崎」はたつさきが正式表記。
※高地優吾の高は、はしごだかが正式表記。

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「DREAM BOYS」スケジュール

2024年10月9日(水)~10月29日(火)東京都 帝国劇場
※10月16日(水)、22日(火)は休演。

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RAVAL KALPESH S @Ravalkalpesh_s

@natalie_mu #ドリボ #SnowMan #SixTONES #少年忍者 #紫吹淳 #鳳蘭

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