映画「
アジアの映画として初めてアカデミー賞の視覚効果賞を受賞した「ゴジラ-1.0」について、ガンから「ここ数年で私の大好きな映画の1つ」と称賛を贈られた山崎。彼はうれしそうに笑いながら、新作の「スーパーマン」を「不思議なものがたくさん出てくる世界が舞台なのに、キャラクターたちの人間らしい行動原理が全部納得できる。そこが集約しているのが本当に見事でした」と絶賛する。これにはガンも「この映画について聞いてきた中で最高のほめ言葉です」と大喜びの様子を見せた。
さらに山崎は「僕らの世代がスーパーマンを初めて観たときの衝撃を、今のお客さんにも与えることができる気がして、とても素敵だなと思いました。僕も、初代の『ゴジラ』を観たときに当時の人が感じていた恐怖感を今のお客さんに感じてほしくて『ゴジラ-1.0』を作りましたし、初代のものを大切にしながら現代にも同じような衝撃を与えられるように作っていた感覚があったので、そこにとても共感しました」とクリエイターとしての共感を示す。
一方のガンも「その点に関してはあなたのほうが見事でしたよ」と賛辞を返し、「あなたが登場人物を愛しているとはっきり感じ取れます。それに、従来のやり方にとらわれない考え方を盛り込んだ視覚効果への取り組みからも愛情が伝わります。だからこそあの映画は間違いなく私が映画館に観に行きたくなる映画でした。私が心から称賛するような映画製作を行っている人は世界に3~4人しかいませんが、あなたがその1人です」と話した。
ほかにもガンが飼う保護犬の動きを参考にした犬のクリプトや、
新たなDCユニバースの幕開けを飾る「スーパーマン」は、普段はクラーク・ケントという新聞記者として平凡に働く一方で、時に国境さえも飛び越えヒーローとして活躍するスーパーマンの物語。天才科学者にして大富豪のレックス・ルーサーはそんな彼を人類の脅威と考え、スーパーマンはやがて民衆からも政府からもその存在を問題視され始めるのだった。7月11日に日米同時公開。
映画「スーパーマン」対談映像(ジェームズ・ガン×山崎貴)
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