1970年代末から80年代の社会主義体制下のポーランドで、腐敗した権力と官僚制のもとで生きる人間の悲惨な姿を、強烈な風刺を交えながら描いたシュルキン。“全体主義からの脱出”というテーマが共通する「
特集のビジュアルは、4作品に通じる全体主義下の絶望を表現したものに。「宇宙戦争 次の世紀」に登場する張り付いた笑顔が強烈なテレビ司会者を背景に、自分が何者なのかわからない完全に参った様子の「ゴーレム」の主人公、世界崩壊後の厳しい現実を描く「オビ・オバ 文明の終わり」の男女が配置された。「オビ・オバ 文明の終わり」の男の額には、何かを探し求める右腕が置かれている。
キングレコードが提供し、アンプラグドが配給する「ポーランド暗黒SF≪文明の終焉4部作≫」は、2月21日より東京のシアター・イメージフォーラムほか全国で順次公開される。本日1月23日、税込1600円の4作品共通・全国統一鑑賞券が販売開始。購入者特典には暗黒全体主義ステッカー(全4種)が用意された。
特集上映「ポーランド暗黒SF≪文明の終焉4部作≫」
2026年2月21日(土)~ 東京都 シアター・イメージフォーラムほか全国順次
上映作品・あらすじ
「ゴーレム」(1979年)
男は殺人容疑で警察の取り調べを受けるが、犯罪の詳細どころか自分の人生さえ思い出せない。彼は狂人や錯乱した歯科医、鋳鉄製のオーブンの壁の中に人間の創造の秘密があると信じる科学者たちの世界に戻される。自分が何者なのか、人間とは何かを知ろうとする男の旅は、彼ら全員と交差することになる。人類進化のために作られる人造クローン人間の厳しい現実を描く暗黒クローン人間SF。
「宇宙戦争 次の世紀」(1981年)
火星人が着陸したが、恐れることはなかった。少なくとも、テレビ司会者の男は人々にそう伝えてきた。しかし、火星人が到着して間もなく、男のアパートは荒らされ、妻は誘拐された。毎晩のテレビの台本も変更された。男の目に映るものは、毎晩、自分が視聴者に語ることと一致しない。火星人は男が信じていたほど善良なのか、それとも男は地球全体を危険にさらす邪悪な陰謀に利用されているのか? 火星人襲来の厳しい現実を描く暗黒異星人侵略SF。
「オビ・オバ 文明の終わり」(1985年)
核戦争によって荒廃し、放射線がドームの外に踏み出した者をすべて殺す世界。男は謎の宇宙船からの救出を待ちながら集まった人類の最後の生き残りを統制する。群衆の間を歩き回り、士気の低下を防ぎ、売春婦を口説き、反乱を鎮圧し、時には飢えた人々に食事を与え、日々の仕事をこなしていた。しかしドームの邪悪な性質が明らかになるにつれ、男は人類を救う価値があるのか自問せざるを得なくなる。世界崩壊後の厳しい現実を描く暗黒放射能SF。
「ガガ 英雄たちに栄光あれ」(1986年)
巨大宇宙ステーションの囚人である男は、遠く離れた惑星の探査に参加させられる。オーストラリア458惑星に着陸すると、男は英雄として歓迎され、セックス、酒、暴力のすべてを満喫する。しかし、彼は自由には高い代償が伴うことに気付く。それは、男の暴力的な生活が惑星の住民の楽しみのために生中継されることだった。男の脱出方法はあるのか? それとも運命は決まっているのか。地球から脱出した先に待ち受ける厳しい現実を描く暗黒新惑星SF。
特集上映「ポーランド暗黒SF≪文明の終焉4部作≫」特報
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