中国ドラマ「永夜星河」ディン・ユーシーが選ぶ一番甘い場面は？慕声とは「再会したい」

中国ドラマ「永夜星河（えいやせいが）～シークレット・ラブミッション～」の配信とDVD発売を記念し、ディン・ユーシー（丁禹兮）のインタビューコメントが到着した。

「蒼蘭訣（そうらんけつ）～エターナル・ラブ～」の制作陣が手がけた本作は、会社員リン・ミアオミアオがひょんなことから、大好きな作家・浮舟（うきふね）の小説「捉妖」の世界にトリップしたことから展開するラブコメ時代劇。気付けば悪役令嬢キャラ・林虞（りんぐ）になっていたミアオミアオは、現実世界に戻るため奮闘することに。彼女に課せられたミッションは原作設定のまま最後まで生き延び、仲間たちとともに最強の妖怪を倒すこと。そしてひねくれ者のシスコン男子・慕声（ぼせい）の好感度を100％にすることだった。ディン・ユーシーが慕声を演じている。

一番甘いと思うシーンは？

ミアオミアオ役のユー・シューシン（虞書欣）とは、2人で考えたアドリブのシーンを入れるなど息がぴったりな演技を見せたディン・ユーシー。「リハーサルのときなどは、特にシューシンはアイデア豊富なので意見を聞きながら動きを調整しました。順調に撮影を進めるためです」と振り返る。「キスシーンなどの甘い場面は？」という質問が飛ぶと、「至近距離だけどキスはしてません。感情を表す表現はキスだけではないと思います。思いを伝える方法は直接的である必要はなく、多種多様だと思います。近くてもキスしないときや離れているのにキスするときもあります」と語った。“一番甘いと思うシーン”の話題になると、「2人の関係が明らかになるときです。物語の着地点がロマンチックです。それぞれの方法でひそかに相手を想っています」と伝える。

「どのシーンの撮影が爽快だったか？」と聞かれると、ディン・ユーシーは「何度も同じシーンを繰り返す場面です。ミアオミアオが任務を果たすために何度も同じ場面が繰り返されるんです。『開端』のシーンに似ています」と回答。同じ場面でも演技を変えることもあったそうで「あとで編集は可能ですが矛盾が出ないように直前の動作やリズムにあわせて演じました。そしてミアオミアオの変化にあわせ、こちらも反応を変えていったんです。表現を強制的にコントロールしました」と思い返す。

小説は人生に寄り添ってくれる仲間

自身もネット小説を読むというディン・ユーシー。「ネット小説は好きですし、好きな小説がドラマになったりします。ですので映像化に対する不安や疑問があるのはわかります。小説は人生に寄り添ってくれるので、ただの作品ではなく思い出でもあるんです。プレッシャーを感じていたり、特別な時期や2度と戻らないときをともにした仲間です。ネット小説は特別な存在ですし、映像化への不安を抱く気持ちはわかります。視聴者の皆さんの思いを理解しながら努力を重ねていきます」と口にする。

慕声といつかまた再会したい

またディン・ユーシーは「撮影が終わったあと慕声がどうなっていくのか不安です」と明かし、「何話もあるシリーズものを観て最終話で“さよなら”をする感覚です。寂しいけど活躍を祈るような離れ難いけど祝福もしたい。友達と別れるのと同じ気持ちです。もう彼らの人生には関われないけど、いつかまた再会したいです。僕がいなくても大丈夫なキャラもあります。その物語の世界を通して十分に成長し1人でも立派に生きていける。そういうキャラは安心です。でも一部のキャラは……心配です」と言及した。

「永夜星河（えいやせいが）～シークレット・ラブミッション～」のDVD-SET1は販売中で、DVD-SET2は1月7日に発売される。「蒼蘭訣～エターナル・ラブ～」のバイ・ジンジン（白錦錦）が脚本を手がけ、「夜明けの恋人たち～Love in the Wind～」のジャオ・イーロン（趙一龍）が監督を務めた。

中国ドラマ「永夜星河（えいやせいが）～シークレット・ラブミッション～」DVD・配信情報

DVD-SET1 / レンタルDVD Vol. 1～8 販売・レンタル中
DVD-SET2 / レンタルDVD Vol. 9～16 2026年1月7日（水）リリース
U-NEXTにて独占先行配信中
権利元：NBC ユニバーサル・エンターテイメント
発売・販売元：ハピネット・メディアマーケティング
※全32話

スタッフ・キャスト情報

監督：ジャオ・イーロン（趙一龍）
脚本：バイ・ジンジン（白錦錦）
出演：ユー・シューシン（虞書欣） / ディン・ユーシー（丁禹兮） / ジュー・シューダン（祝緒丹） / ヤン・シーゾー（楊仕沢）ほか

中国ドラマ「永夜星河（えいやせいが）～シークレット・ラブミッション～」予告編

中国ドラマ「永夜星河（えいやせいが）～シークレット・ラブミッション～」第1話特別公開