実在する医師の半生をもとにした本作の主人公・田上湖音波(たがみことは)は、レディースとして荒れた毎日を過ごしていた16歳当時、親友とバイクで走行中に事故に遭う。緊急手術により湖音波は一命を取りとめるも、脳に重傷を負った親友は帰らぬ人に。手術を担当した医師・中田啓介から「助かった命をこれからどう使うか真剣に考えろ」と叱責された湖音波は、猛勉強の末に脳神経外科医となるのだった。トレーニングを積んで外科手術と血管内(カテーテル)治療の両方ができる名医に成長した彼女を、中田は自身が勤務する病院に呼び寄せる。しかしそこで待ち受けていたのは、患者の事情よりも病院の利益を優先する経営陣、何をするにも上司の許可と書類提出が必要となる縦割り組織の実態だった。
あらゆる理不尽に真っ向から挑み、矛盾と問題だらけの医療現場を改革していく湖音波に扮する橋本は「今まで漫画や小説など原作のある実写作品には出演させていただきましたが、実在する方をモデルとした主人公を演じるのは初めて。実際に先生ともお会いして、いろいろなお話を聞きながらすてきなお人柄を身をもって感じたので、湖音波という役を大切に演じさせていただきたいです」と語る。脚本は連続テレビ小説「おむすび」でも橋本とタッグを組んだ
「ヤンドク!」は毎週月曜21時からオンエア。初回は30分拡大で放送される。
橋本環奈 コメント
オファーを受けた際の感想、月9作品初主演への意気込み
今回お声をかけていただいたプロデューサーさんは以前もご一緒したことがあり、安心感を持って撮影に臨んでいます。“ドラマっ子”な私は小さな頃から“月9作品”をたくさん見て育ってきたので、オファーをいただいた時は“自分があの月9の主演に!?”と、うれしさもあり驚きもありました。そして、脳神経外科医という挑戦的な役どころに挑むことができて光栄です。撮影はまだ始まったばかりですが、ドキドキワクワクな高揚感でいっぱいなので、どんな作品に出来上がるのか私も今から楽しみです!
脳神経外科医という主人公を演じてみた感想
今回の役には、モデルとなる脳神経外科の先生がいることにビックリしました。学生時代はヤンキーで高校を退学してしまっていたのに、悲しい出来事がきっかけで並々ならぬ努力を重ねてドクターになる…簡単になれる職業ではないですし、実際にドクターになってからもさまざまな知識や技術が必要。私には想像できないくらい大変なことだと思うのですが、“根性”で夢を叶えるという生き様がすごくかっこいいと思いました。
今まで漫画や小説など原作のある実写作品には出演させていただきましたが、実在する方をモデルとした主人公を演じるのは初めて。実際に先生ともお会いして、いろいろなお話を聞きながらすてきなお人柄を身をもって感じたので、湖音波という役を大切に演じさせていただきたいです。
台本を読んだ感想
第1話から湖音波の元ヤン感が全面に出ていて、すごく面白くなっていると思います。その一方で、医療ドラマとして繊細な部分や現代社会が抱える問題など、まじめに伝えなければならない部分もある。湖音波の過去やこの作品で伝えたいテーマも丁寧に描かれているので、その部分もお楽しみいただけると思います。湖音波以外にも濃いキャラクターの人たちがたくさん登場していきます(笑)。キャラ同士のテンポ良い掛け合いにも注目です!
視聴者へのメッセージ
週初めの月曜よる9時から家族団らんのお供として見ていただけるとうれしいです。今作は痛快医療エンターテインメントになっていますので、湖音波が患者さんの病気と闘う姿、元ヤンらしい口調や格好いい姿など、笑いあり涙ありでお届けできると思います。放送スタートを是非お楽しみに!
髙木由佳(プロデューサー / フジテレビ ドラマ制作部)コメント
橋本さんは、6年前に私の初プロデュース作品に出演してくださいました。なんといっても初めてのプロデューサーでしたので、戸惑うことや心折れることが多く、苦難の連続でした。そんな時、橋本さんはヒロインとして等身大の女子高生を見事に演じてくださるだけではなく、“良い作品を作る”という目標のために共に走り抜いてくださいました。まさに戦友のような存在です。
その時から、またご一緒したいと切望しておりましたが、この度やっと実現できることとなりました。橋本さんの出演が決定してから、彼女の魅力を最大限に活かせる物語を考え探しておりましたところ、今作のモデルである脳神経外科医の先生の存在を知りました。初めて先生にドラマ化のお話をさせていただいた時は、モデルになることをご遠慮されていたのですが、どうしても諦められず、何度もお話させていただき、ついに今後の医療の発展に貢献できるのなら、というお言葉を頂戴しました。
橋本さんと先生の初顔合わせは、波長が合いすぎて、初めて会った2人には見えませんでした。その時に、唯一無二の医療ドラマが誕生すると確信しました。ヤンキー×医者という漫画のような設定ではありますが、しっかり命と向き合って作っている作品です。このドラマが1人でも多くの方の心を動かし、医療に関する理解が深まるとうれしいです。
貸川聡子(プロデューサー / 共同テレビ)コメント
この企画は、奇跡的な出会いの連続で出来上がりました。高木さんも私も、過去それぞれにご一緒した橋本環奈さんを主演に迎えられたこと。モデルとなる先生に出会えたこと。根本ノンジさんに脚本を引き受けていただけたこと。すべてが噛み合って、このドラマが走り出しました。モデルとなった実在の先生の、一本筋を通して患者さんに向き合う真摯さに強く感銘を受け、「元ヤンドクター」という強烈なキャラクターでありつつも、医療と真剣に取り組むストーリーを根本さんとともに紡ぎだしています。橋本環奈さんをはじめ、コミカルかつ強烈な個性を持つ登場人物も満載、掛け合いを楽しみながらも現代の医療の問題点も鋭く突く、盛りだくさんのドラマです。唯一無二の医師・湖音波の成長を、皆さんも見届けていただけたら幸いです。
月9ドラマ「ヤンドク!」番組情報
放送局・放送日時
フジテレビ系 2026年1月12日(月・祝)スタート 毎週月曜 21:00~21:54
※初回は30分拡大
スタッフ・キャスト
脚本:根本ノンジ
演出:佐藤祐市 / 淵上正人 / 菊川誠 / 朝比奈陽子
出演:橋本環奈 ほか
橋本環奈の映画作品
リンク
てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u
次の月9主演は橋本環奈で夜露視来!元ヤンドクター演じる医療ドラマ https://t.co/9adi9xGjYC
“脚本は連続テレビ小説「おむすび」でも橋本とタッグを組んだ根本ノンジが執筆”