武田玲奈×篠田麻里子×橋本淳×小沢和義、放送局のドタバタを4人視点で描くドラマ放送

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テレビ朝日に新ドラマ枠「ドラドラ大作戦」が誕生。その第1弾として、武田玲奈篠田麻里子橋本淳小沢和義が出演する「生放送まで30分」が11月22日深夜にスタートする。

「生放送まで30分」キービジュアル

「生放送まで30分」キービジュアル

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放送局を舞台とする同作は、生放送が始まるまでに巻き起こるさまざまな事件や人間模様を、4人の視点から描くもの。毎話1カットで撮影され、深夜の音楽番組「トーキング・ミュージック」のチーフAD・中島美優を武田、女性アイドルグループ・エレメンツの敏腕マネージャー・伊藤さおりを篠田、「トーキング・ミュージック」のスポンサーマスコット・トラタローのスーツアクターを担う芥田龍太を橋本、歌番組に出演する際はけん玉を披露する大御所の演歌歌手・外山内太郎を小沢が演じる。加えて「カメラを止めるな!」の濱津隆之のほか山口大地遠藤雄斗吉田伶香大熊杏優大和奈央らもキャストに名を連ねた。

第1話の主人公は中島。彼女は生放送に向けた最終リハーサルを終えるも、ディレクターからの理不尽な説教やADの人数不足を抱える中で、夢だったテレビの仕事と現実とのギャップに悩んでいた。ある日、仲間が現場を去ったことでADが自分1人だけに。伊藤からはエレメンツの出番順変更を依頼されるほか、芥田からは絶対に失くしてはいけないある物を紛失したと報告が。さらに外山が失踪するなど、数々の事態が巻き起こる。

武田は同じ時間を複数の主人公の目線で描く構成に関して「緻密に計算された台本なので、視聴者の方が見た時に、『あの時、あの動き変だったな』という違和感があると思います」「視点が変わることで、『そういうことだったのか』とスッキリするようになっている」とコメント。篠田は「チームワークとして、『絶対に頑張ろうね!』という雰囲気が演者からもスタッフからも漂っているので、一体感はすごくありますね」、橋本は「皆が大変さの中にも“楽しさ”を見出している雰囲気がとても素敵でした」と撮影を振り返り、小沢は「今までには無い、ある意味“舞台的”な要素の組み込まれた全く新しいドラマをお楽しみ下さい」と呼びかけた。

「生放送まで30分」は毎週土曜24時30分よりオンエア。脚本は「良いこと悪いこと」で知られるガクカワサキのほか明星圭太、西尾典晃が執筆し、演出をカンペ劇場「潜入バーテンダー」の河島圭汰が担当する。

ドラドラ大作戦「生放送まで30分」番組情報

放送局・放送日時

テレビ朝日系 2025年11月22日(土)スタート 毎週土曜 24:30~
※一部地域を除く

スタッフ・キャスト

脚本:ガクカワサキ / 明星圭太 / 西尾典晃
演出:河島圭汰
出演:武田玲奈 / 篠田麻里子 / 橋本淳 / 小沢和義 / 濱津隆之 / 山口大地 / 遠藤雄斗 / 吉田伶香 / 大熊杏優 / 大和奈央 / 大原由暉 / 山野海 / 川井つと / 西本銀二郎 / 茨城ヲデル / 御子柴彩里ほか

武田玲奈 コメント

出演が決まったときの気持ち

台本を読ませていただいたのですが、すごく面白くて、撮影に入ることをすごく楽しみにしていました。でも、私には乗り越えなければいけないものがありまして…どうしようかなと思いました。

「乗り越えなければいけないもの」とは

けん玉ですね…! 玉を上に引き上げて、けん先に刺す「とめけん」という技をやらなければならない上に、必ず成功させなければならないので本当に大変でした。1カット撮影ですし、失敗できない。私のけん玉シーンが成功しなければ、物語が進んでいかないので、毎回すごく緊張していました(笑)。成功するために、おうちでたくさん練習しました!

現場の雰囲気や共演者・スタッフの印象

「みんなで乗り越えるぞ!」という雰囲気があるので、自然とチームワークが生まれていたように感じます。篠田さんとは、初めて共演させていただいたのですが、淡々とお芝居をこなされていて、格好いいなと思いました!

1カット撮影に挑んだ感想

他のドラマにはない、一体感を感じました(笑)。1カットは全員がいろいろな動きをしなければなりませんし、スタッフさんも見切れないようにしなければなりません。全員が力を合わせて、一つのシーンを作っているという感じが新しくて、お芝居をしていてすごく楽しかったです。

4人の視点で1つの物語を描くことについて

緻密に計算された台本なので、視聴者の方が見た時に、「あの時、あの動き変だったな」という違和感があると思います。その違和感は、視点が変わることで、「そういうことだったのか」とスッキリするようになっているので、そこが面白いのではないかなと思っています。

視聴者へのメッセージ

同じ30分間をそれぞれの視点から描かれるドラマというのはなかなかないので、楽しみにしていただけたらと思います! あと、私の推しポイントは、けん玉です(笑)。毎話そのシーンから始まるので、気合いが入っていますし、私の頑張りを視聴者の方にぜひ見てほしいです!

篠田麻里子 コメント

出演が決まったときの気持ち

台本を読んだ時にすごく面白いなと思いましたし、同時に「1カット」で撮影することに不安を感じました。今までにないような形ですし、テレビ朝日さんが初めて挑戦する枠の第1弾に参加できることはうれしかったです。撮影自体も面白い撮り方をしているので、楽しくお芝居をさせていただいています。

現場の雰囲気や共演者・スタッフの印象

1カット撮影なので、皆さんわりとあっちに行ったり、こっちに行ったりするのでそれぞれ大変ではあるのですが、特に武田さんのこなす分量がすごくてびっくりしました。武田さんが本物のADさんのように見えるくらい細かな動きまで表現されていて、「すごいな…」と感心していました。チームワークとして、「絶対に頑張ろうね!」という雰囲気が演者からもスタッフからも漂っているので、一体感はすごくありますね。

アイドル経験があるが、今回マネージャーを演じた感想は

こういう大変さがあるだろうなと思って演じさせていただきました(笑)。アイドルの裏側も見ている方が「こういうことあるかもしれないな」と思って見ていただける面白さもありますし、マネージャーさんの大変さも描かれているので、楽しみにしていただけたらと思います。マネージャーとして、担当するアイドルに対して愛を持って仕事をしていますが、対人間なので、振り回される場面も多々あります。さまざまな人間模様を何とか乗り越えることで、辿り着くこともあるので、そこに行きつくまでの過程を楽しんでいただければと思います!

4人の視点で1つの物語を描くことについて

同じ時間軸で進行しているのですが、いろんな角度で、いろんなドラマがあるので、面白いですよね。確かに日常に近いと言えば近いのですが、同じ時間軸で、4人の視点それぞれで描くってすごく新しいなと思いました。あと…この台本を書くのって大変だろうなと思いました(笑)。

視聴者へのメッセージ

人間模様や、マネージャーという仕事の大変さを見てほしいなと個人的に思います。アイドルたちを売れさせたいという強い思いがあってこそのマネージャーとしての動きもあるので、そういった部分を感じ取っていただけたらうれしいです。いろいろな角度から見ることのできるドラマはなかなかないですし、1話から見ないと全体にちりばめられた伏線が回収できないので、最初から見逃さずにみていただけたらと思います!

橋本淳 コメント

現場の雰囲気や共演者・スタッフの印象

リハーサルを、可能な限り全員で試行錯誤しながら創作していく時間は、とても贅沢でした。全員でモニターチェックをして、それぞれの部署が「どうすればもっと良くなるか」を探っていく時間は、幸福な瞬間でした。徐々に、静かに、しかし確実に団結していく空気が心地よかったです。何より、皆が大変さの中にも“楽しさ”を見出している雰囲気がとても素敵でした。

1カット撮影に挑んだ感想

舞台に近いと想像される方も多いかもしれませんが、実はかなりの制約があります。たとえば、カメラがこちらを向くまで“タメ”の時間を稼がなければならなかったり、スタッフさんが映り込まないように、狭い通路での芝居では動線を計算しながら演じなければならなかったりと、常に冷静な視点が求められます。そして何より、通常のドラマとは違う“ある種の不安定さ”こそが、この企画の魅力だと思います。安定させようと守りの姿勢で挑むと、この作品の魅力は半減してしまう。だからこそ、失敗を恐れず、各自がギリギリまで攻めることで作品の最大値が上がる。そのせめぎ合いが、まるで綱渡りのようで、非常に刺激的で面白かったです。

4人の視点で1つの物語を描くことについて

各話を見返したくなる仕掛けが多く含まれています。重なるシーンでは、まったく同じ動きを再現することが求められますが、個人的には「それぞれの視点で描かれるストーリー」だからこそ、個人のフィルターを通して見ると、背景で起こっている出来事の“濃度”や“印象”が微妙に異なっても、それもまた正解なのではないかと思います。同じ出来事でも、見る人の立場や価値観によって印象が少しずつ変わる──。そんな“微細な違い”を楽しんでいただける作品になっていると思います。

視聴者へのメッセージ

ただただ、純粋に楽しんでいただけたら嬉しいです。大人たちが本気で汗をかきながら、くだらないことを真剣にやっています。その“必死な汗”は、僕にとってとてもキラキラしたものだと、改めて感じました。年々、血液はドロドロしてきましたが…、流す汗だけはいつまでもサラサラでキラキラしていたい。そんな思いを込めて、ぜひ楽しんでいただけたら幸いです。

小沢和義 コメント

出演が決まったときの気持ち

ドラマという枠の中での新たなる試みをする作品に出演出来る事に非常にありがたい事だと思います。

1カット撮影に挑んだ感想

今まで、自分のやって来た形とは違うスタイルなので、戸惑いとプレッシャー的な部分は多少ありましたが、逆にそのプレッシャーが楽しくもなり、良い意味でのめり込めたかなと思います。

4人の視点で1つの物語を描くことについて

様々な登場人物のリンクが面白く、色々な部分が視点を通して紐解かれて行く部分が面白いなと感じました。

視聴者へのメッセージ

今までには無い、ある意味“舞台的”な要素の組み込まれた全く新しいドラマをお楽しみ下さい。

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岸田解 @kishida_sattle

11月22日㈯スタート、テレ朝〈ドラドラ大作戦〉。 https://t.co/M6uYCzxzUQ

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