映画「
本作は日本で半年に及ぶロングランを記録した中国発のアニメーション映画「
シャオヘイとムゲンは師匠と弟子というより親子
舞台挨拶冒頭、花澤が「『羅小黒戦記』は好きですか?」と元気に呼びかけると「いえーい!」と観客から応答が。花澤がメロイックサインしながら、もう一度呼びかけると宮野はすかさず「そんなロックな作品じゃないです! テレビ慣れしすぎですよ(笑)」とツッコミを入れ、会場の爆笑を誘う。宮野がささやくように、悠木はノリノリで挨拶すると、諏訪部は「本当にやりづらい! 楽屋で正座な!」と“子役上がり”の3人に注意し、さらに会場を温めた。
花澤は、前作が封切られた5年前を振り返りつつ「吹替版が作られていない頃から、いろんなところで話題になっていた作品。だから吹替版が作られたんですが、(5年経っても)みんなずっと好きでいてくれたんだなって思います。以前はあまりグッズってなかったんですが、今回はポップコーンBOXとかあって、めちゃかわいいです!」と声を弾ませる。また花澤は本作について「アクションシーンは何か起こっているか一目ではわからないけれど、すごいことが起こっている。だから何回も観たくなっちゃいます。シャオヘイが2年間修行を積んだんだなってわかる場面もあって、それがうれしいです」と述べ、「なんと言っても、シャオヘイはムゲンと会話しているときと、ルーイエと会話しているときがちょっと違う! ムゲンとシャオヘイは師匠と弟子というより、親子という感じです」と笑みをこぼす。宮野も同意し「2年という時間が2人の関係をそうさせたんだなってちゃんと映画の中でわからせてくれるんだよね? ムゲンは無口だけどシャオヘイのことかわいくてしょうがないんだろうなってわかります」と続く。花澤が「ムゲンはこの物語の中だとヒロインポジションというか。生活力も上がっていますよね!」と言うと、宮野は「それもシャオヘイのためなんです!」と力説。これに花澤は「うれしい!」と喜ぶ。
悠木碧が受けた演出は「あと2mmだけ出して」
本作から参加となった悠木は、演じるルーイエを「めちゃくちゃクールで仕事一筋。目的を遂げるためなら手段を選ばないキャラクターです」と紹介し、「1作目を観ている人ならわかると思うんですが、そういうキャラがこの作品においてどうなるか……? そういうドキドキを持って、観ていただきたいです」とアピール。さらに「シャオヘイにとってルーイエは初めてできる親戚というかお姉ちゃんというか。だからルーイエといるときのシャオヘイはそんな表情するんだ?って思いますし、逆にルーイエもシャオヘイの前だとそんな顔もするんだって」と見どころを語った。そんな悠木はアフレコ中に、あるシーンで「あと2mmだけ出して」という演出を受けたそうで、宮野は「2mm出てる!って、どこかわかると思います。あんなクールなルーイエが!って」と期待を煽る。
宮野真守は“血気盛んな諏訪部順一”に感動
諏訪部も悠木と同じく本作からシリーズに参加を果たした。「チーネンはわりと沸点が低め。妖精たちがよく暮らせる社会を作りたいと思っているキャラクターです。いろいろと対立していく中で、物語の中でチーネンがどういう動きをしていくか……まだ、言えないんですが(笑)」とネタバレを気にしつつ紹介。宮野が「血気盛んな諏訪部さんを久しぶりに観て、僕は感動したんですよ! “平成の諏訪部”でやってるそうです」と言うと、諏訪部は「ゼロ年代の感じで、楽しくやらせていただきました(笑)」と振り返った。
最後に宮野は「5年経って、続編に参加できることをうれしく思ってます。この作品も前作も共存がテーマになっています。妖精と人間の共存というのがお話のメインにはなっていますが、共存というのは我々の日常生活においても、普遍的なテーマ。誰が何を選んで、どう進んでいくのか。この映画は1つの光を生み出してくれます。それを受け取って、たくさん感じてほしいです」とコメント。花澤も「この映画は白黒はっきりさせるんじゃなく、みんなが考え続けることが大切だよということを伝えてくれています。いろいろ感じながら観ていただきたいです」と呼びかけ、イベントの幕を引いた。
映画「羅小黒戦記2 ぼくらが望む未来」本予告
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