TARAKOが生前に書き残した脚本「See you」が映画化、オムニバスの1本として劇場公開

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アニメ「ちびまる子ちゃん」のまる子役で知られるTARAKOが生前に書き残した脚本「See you」の短編映画化が実現。TARAKOと舞台で共演した際に「いつかこの作品を映画にしてほしい」と託された柿崎ゆうじが監督を務めた。オムニバス映画「さよならの先」の1本として、12月12日より全国で公開される。

映画「さよならの先」ポスタービジュアル

映画「さよならの先」ポスタービジュアル [拡大]

「See you」は恋人を待つ青年とおるの前に、見知らぬ女性の聖子が現れる物語。長い時間、恋人を待つとおるに「あなたを見てて私もそんな恋がしてみたくなった」と聖子は呟く。見えない境界を越えて出会った2人は、失われた時間と向き合い、誰かを思い続けることの意味を見つめていく。

同時上映の「ここはどこ?」は、柿崎自ら脚本を手がけたオリジナル作品。見知らぬ街で自分の姿が他人から見えていない透明人間になってしまった女性の姿を通して、喪失と再生といった普遍的なテーマを描き出す。

出演者には、TARAKOが主宰した演劇ユニット・WAKUプロデュースの仲間たちが集った。「See you」には佐野貴之とあらたけめぐみ、「ここはどこ?」には嶋根すずなが出演。現在、YouTubeでは予告編が公開中だ。

映画「さよならの先」本予告

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