「PLEASE PLEASE ME」の監督・
本作の主人公は、美大で写真を専攻しているが、撮りたい被写体が見つからないりりか。授業では昔に撮った同居人エナの写真を提出するも、エナは心の調子を崩して部屋に引きこもっており、りりかとエナはかつての親密さを失いつつあった。そんなある日、りりかは街を歩くエナの“分身”と出会い、彼女に誘われて夜の街に繰り出す。
出演したのは鈴木理利子、松下絵真、渡邉龍平、秋田海風、大田晃。実際の関係性・実生活・制作物をもとに本人たちが演じ、虚実を超えて新たな関係に進んでいく時間が記録されている。撮影はiPhoneのみで行われた。
予告編はYouTubeで公開中。2種類が用意され、それぞれ異なる観点から「Lilypop」の世界が切り取られた。メインビジュアルのデザインを手がけたのは、映画作家の久保心花。「LoveとPop」「過去と未来」「現実と物語」「実体と分身」といった本作を象徴する“二層構造”のテーマが、上下に分かれた構図の中で表現されている。上段には批評家・
本作に寄せて、ドキュメンタリー映画作家・
「Lilypop」は11月22日より東京のシアター・イメージフォーラムで公開。
映画「Lilypop」ver1
映画「Lilypop」ver2
青石太郎の映画作品
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tAk @mifu75
想田和弘が称賛、実在の美大生から着想を得た青石太郎監督作「Lilypop」予告編(コメントあり / 動画あり) https://t.co/tODR1ewh0N