テレンス・ラウ×セシリア・チョイ共演の恋愛映画「幻愛 夢の向こうに」が来年公開

「トワイライト・ウォリアーズ 決戦！九龍城砦」の信一（ソンヤッ）役で知られるテレンス・ラウ（劉俊謙）と、同作で主人公・陳洛軍（チャン・ロッグワン）の母・蘇玉儀役を演じたセシリア・チョイ（蔡思韵）がダブル主演を務めた香港の恋愛映画「幻愛（原題）」の日本公開が決定。邦題「幻愛 夢の向こうに」として、2026年2月20日より東京・シネマート新宿、グランドシネマサンシャイン 池袋、アップリンク吉祥寺、Stranger（ストレンジャー）ほか全国で公開される。

本作の主人公は、小学校教師をしているレイ・ジーロック（李志樂）。統合失調症を患いながらもなんとか日常を送っていたロックは、偶然知り合った女性ヤンヤン（欣欣）に一目惚れし、仲を深めていく。だがロックは自身が抱える病について打ち明けられず、その間に症状は悪化。やがてヤンヤンそのものが幻覚だったことが明らかになり、ロックは衝撃を受ける。その後、彼は治療のために受けていたセラピーの場で、ヤンヤンによく似た女性イップ・ラム（葉嵐）と出会う。大学院で心理学を専攻する彼女は、理想的な研究対象であるロックに興味を持ち、論文執筆への協力を依頼。しかし2人は次第に、研究者と患者の立場を超える感情を抱いていく。テレンス・ラウがロックを、セシリア・チョイがヤンヤン / イップ・ラムを演じた。監督を務めたのは「十年」「時代革命」のキウィ・チョウ。

テレンス・ラウとセシリア・チョイは本作での共演をきっかけに交際を開始。10月14日に結婚を発表した。2人とオーディションから撮影まで時間をともにしていたキウィ・チョウは、海外メディアに対し「結婚について以前より知っていて、見守っていた」と語り、「クランクアップの日には空に虹が出ていた。テレンスとセシリアを含む撮影チームとともにそれを見たが、結婚を聞いてそれが何を意味するのかわかった」と喜びのコメントを寄せている。

このたび解禁された日本版Web限定ティザーポスターは、無数の光の中で主演の2人が見つめ合う場面が切り取られ、「ただ、この瞬間を永遠にしたかった。」というキャッチコピーが添えられたものとなった。

「幻愛 夢の向こうに」の配給はツインが担当する。