60代のレズビアンカップルを題材にした香港映画が公開、パートナーの死後直面する問題描く

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60代のレズビアンカップルを描いた香港映画「從今以後」が「これからの私たち - All Shall Be Well」の邦題で公開決定。第74回ベルリン国際映画祭で優れたLGBTQ映画に贈られるテディ賞を受賞した同作が、12月13日から東京のシアター・イメージフォーラムほか全国で順次公開される。

「これからの私たち - All Shall Be Well」ティザービジュアル

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物語の軸となるのは、長年支え合って生きてきたアンジーとパット。しかしパットが急死したことで、葬儀や遺産をめぐり、それまで良好な関係だったアンジーとパットの親族の間に溝が生まれる。法的に家族と認められないがゆえに、アンジーはさまざまな問題に直面していく。監督・脚本をレイ・ヨンが担当し、キャストにはパトラ・アウ、マギー・リー、タイ・ポーフィッシュ・リウが名を連ねた。

「これからの私たち - All Shall Be Well」場面写真

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「これからの私たち - All Shall Be Well」場面写真

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本作が渋谷区パートナーシップ制度10周年を記念する「渋谷ジェンダー映画祭」でクロージング作品として上映されることも明らかに。11月16日の上映後のトークセッションには、レイ・ヨンらが登壇する。

MotionGalleryでは、日本での配給宣伝費の一部を募るクラウドファンディングがスタート。リターンとして、婚姻の平等(同性婚)を実現させるために設立された公益社団法人Marriage For All Japan(マリフォー)への寄付が含まれるチャリティ前売券、ジェンダーやセクシュアリティについて発信するメディアのパレットークが編集する公式パンフレットなどが用意された。

「これからの私たち - All Shall Be Well」の配給はFoggyが担当。

「これからの私たち - All Shall Be Well」場面写真

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「これからの私たち」を支援する | MotionGallery

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©2023 Mise_en_Scene_filmproduction

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フィッシュ・リウも出演してる https://t.co/HBg82EPJTb

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