BABEL LABEL内の新レーベル「2045」に所属する秋葉恋が監督を務めた映画「東京逃避行」が、
本作は、次世代の映画監督を育成することを目的とする第2回東京インディペンデント映画祭にてグランプリを受賞した短編「東京逃避行」を長編化した作品。2023年12月以降、青少年健全育成条例にもとづいて新宿・歌舞伎町の“トー横”が封鎖されたことにより、そこに集っていた少年少女が居場所を求めてさまよう姿が描かれる。
家庭でも学校でも居場所を失い、憧れと逃避心を抱えて歌舞伎町に来た高校生・飛鳥をNetflixシリーズ「サンクチュアリ -聖域-」の
7歳の頃に映画制作を始めた秋葉は「残されたもの、残せるもの、」で高校生映画甲子園の最優秀監督賞を受賞。本作ではオリジナル脚本も手がけており、「私自身が体験した歌舞伎町での経験と取材で、私の中の初期衝動のようで、願いのような想いを、撮影の中で全員が背負いこの街で生きていました」とつづっている。またエグゼクティブプロデューサーの藤井は「秋葉恋という一人の才能が生んだこの映画が、たくさんの方々の目に触れ、いつかその輪が大きくなり、“時代”を作ってくれることを願ってプロデュースに参加しました」とコメントした。
あわせて解禁されたティザービジュアルには、ネオンが輝く歌舞伎町の街を駆け抜ける少女たちの姿が収められている。なお「東京逃避行」の配給はライツキューブが担当する。
秋葉恋 コメント
なぜ彼女、彼らは歌舞伎町に来たのか。そして、去るのか。私自身が体験した歌舞伎町での経験と取材で、私の中の初期衝動のようで、願いのような想いを、撮影の中で全員が背負いこの街で生きていました。関わってくださった全てのキャスト、スタッフの皆様には心から感謝しています。「居場所」を求めた人々たちの「逃避行」。社会がその選択を責めたとしても、何かを肯定して、救える力のある作品です。よろしくお願い致します。
寺本莉緒 コメント
この作品は新宿・歌舞伎町の“リアル”を描いた物語です。目を背けたくなる現実に、飛鳥として演じながらも逃げずに向き合う覚悟を学びました。たった一日の出来事ですが、弱さや強さ、希望までもが詰まっています。今を生きるすべての人に、この目線で感じてほしい物語です。是非劇場でご覧ください。
池田朱那 コメント
居場所を求めて東京に逃げてきた日和を演じました。
トー横キッズである自分が、大人たちに利用されていることを理解してはいるけれども、他に居場所を探す気力も勇気も強さもなくなっていた、そんな時に飛鳥に出会います。
日和を救ってあげたいなあという思いと、早く救われたいという私自身の気持ちが重なった撮影期間でした。
家や学校に居場所のない子供たちはどこで生きていけばいいのか。
誰を信じればいいのか。
子供たちの心に寄り添ってもらえる時間になったらいいなあと思います。
藤井道人 コメント
秋葉恋という一人の才能が生んだこの映画が、たくさんの方々の目に触れ、いつかその輪が大きくなり、“時代”を作ってくれることを願ってプロデュースに参加しました。
彼らにしか表現できない熱や衝動を体感してもらえる映画になっていると思います。
ぜひ、公開まで楽しみにしていてください。
寺本莉緒の映画作品
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おおとも ひさし @tekuriha
寺本莉緒と池田朱那が共演「東京逃避行」公開、監督はBABEL LABEL「2045」所属の秋葉恋 - 映画ナタリー
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