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同作では、王国から町に“おうじ”と“おつきのコ”が落ちて来たのをきっかけに、すみっコたちが雲の上へ大冒険に出かける様子が描かれる。脚本は角田貴志(ヨーロッパ企画)が手がけた。
会場には、すみっコたちのグッズを持ったファンがたくさん集まった。観客がぬいぐるみを掲げるのを見た井ノ原は「すごい!」、本上は「すみっコたちも連れて来てくれてありがとうー!」、木村は「めちゃくちゃかわいくて、癒やされちゃいました」と声を弾ませる。
今回の映画のポイントを聞かれた井ノ原は、ネタバレに気を使いながら「大前提として、めちゃくちゃかわいい! 自分なりの大好きなシーンを見つける楽しみがあります」と顔をほころばせる。そして「自分の周りにいてくれる人のことを考えさせられるような場面もいっぱいあります」とも語った。
本上は「井ノ原さんの声がまた聴けて、すごくすごくうれしかったです。おかえりなさい!」と温かい声を掛ける。2人は収録日にスタジオで顔を合わせ、本上は喜びから涙したそう。井ノ原は本上に感謝しつつ「僕もうれしかったです」と目尻を下げた。
もともと「すみっコぐらし」のファンだった木村は「お話をいただいたときは本当にうれしくて! 家にあったいろんなグッズをかき集めて喜びに浸りました」としみじみ。彼女は推しのキャラクターに“ほこり”を選び、「私がほこりを好きな理由が、この映画の中にあるんです」と述べる。イワタは「今回は冒険ものです。いろんなステージがあって、楽しく観られると思います」と見どころを紹介した。
イベントの中盤には、しろくま、とんかつ、えびふらいのしっぽが映画の完成を祝って劇中の衣装をまとって登場した。すみっコたちがステージ脇に用意されたスロープを慎重に上る様子を見て、「がんばれー!」「大丈夫か?」と応援しながら木村はとんかつ、井ノ原はえびふらいのしっぽを手助け。壇上にたどり着いたしろくまは丁寧にお辞儀をして観客を喜ばせ、とんかつはゆっくりと回って冒険衣装をアピールした。
「すみっコぐらし」きっての名バディといえば、とんかつとえびふらいのしっぽ。彼らに加えて、新たに登場する“おうじ”と“おつきのコ”も、映画で大活躍を繰り広げる。本上は「“おうじ”に心を射抜かれました。けなげでがんばり屋さんなところにキュンとします」と思い入れたっぷりに話し、井ノ原は「“おうじ”と“おつきのコ”はライオンとひつじ。一緒にいて大丈夫かな?って、子供たちはドキドキしちゃうかも」といたずらっぽく笑った。
続いて「すみっコたちと冒険に出るなら、どの子とどこへ行く?」という質問が。井ノ原は「全員と新宿の街を大冒険したい! すみっコたちはもみくちゃにされそうですが」「隅っこにいいお店がいっぱいあるんですよ」と答えるが、すみっコたちは新宿をよく知らないようで、とんかつは無言のまま“1%のおにく”をヒクヒクさせ、しろくまはそっと背中を向ける。それを受けて、井ノ原は「大自然の中で冒険するのはどうですか?」と別案を提出していた。
同じ質問に、本上は「しろくまは自分とぴったり同じで、私のバディはこの子だわ!と思っていたんです。1つの大きな風呂敷に包まれたい」と回答し、しろくまは体を揺らして喜びを表現する。選ばれなかったとんかつとえびふらいのしっぽは残念そうに身を寄せ合い、木村に「大丈夫大丈夫!」と励まされていた。
木村は「ほこりが主役の大冒険をしたい」と切り出したあと、「ほこりがかびになったら、戻らなくなっちゃう。ここでとんかつの出番! 救世主となって、かびたちをカラッと揚げてほしい」と、とんかつも重要な役割を与える。突然指名されたとんかつは、驚いた様子で再度“1%のおにく”を動かした。
最後に井ノ原は「最初から最後まで、ほんわかして楽しくてドキドキする作品だと思います」、本上は「大きなスクリーンで、すみっコたちの活躍、“おうじ”と“おつきのコ”のかわいらしさをを存分に味わってほしいです。楽しんでください!」と観客にメッセージを送り、イベントを締めた。
「映画 すみっコぐらし 空の王国とふたりのコ」は、10月31日より全国ロードショー。
※記事初出時より、一部表現を変更しました。
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