タクシー運転手に転身した女性が主人公、「サムシング・ハプンズ・トゥ・ミー」公開

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スペインの映画監督、アントニオ・メンデス・エスパルサが手がけた映画「Que nadie duerma(原題)」が、「サムシング・ハプンズ・トゥ・ミー」の邦題で10月31日に東京・ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテほか全国で公開決定。配給は反射光、配給協力はエクストリームが担う。あわせて本ビジュアル、予告編、場面写真が到着した。

「サムシング・ハプンズ・トゥ・ミー」本ビジュアル

「サムシング・ハプンズ・トゥ・ミー」本ビジュアル [拡大]

本作は、勤め先が倒産し、タクシー運転手に転身した女性ルシアを主人公に据えたロードムービー。マドリードで老いた父と暮らす彼女は、かつて「トゥーランドット」のアリア「誰も寝てはならぬ」に導かれて出会った謎めいた隣人に思いを寄せている。彼は自分を「トゥーランドット」の王子になぞらえて“カラフ”と名乗り、忽然と姿を消した。ルシアは自らを姫に重ね合わせて、いつか彼がタクシーに乗り込むことを夢見ているのだった。

「サムシング・ハプンズ・トゥ・ミー」場面写真

「サムシング・ハプンズ・トゥ・ミー」場面写真 [拡大]

ルシアをマレーナ・アルテリオが演じ、「パラレル・マザーズ」などで知られるアイタナ・サンチェス=ギヨンも出演している。原作はフアン・ホセ・ミリャスの小説で、エスパルサが「リベルタード」のクララ・ロケットとともに脚色。「マンティコア 怪物」などで知られるAquí y Allí Filmsが制作を担い、本編は16mmフィルムで撮影された。

「サムシング・ハプンズ・トゥ・ミー」場面写真

「サムシング・ハプンズ・トゥ・ミー」場面写真 [拡大]

YouTubeで公開された映像には、ルシアが“カラフ”と名乗る隣人と出会うシーンや、その記憶をタクシーの乗客に話す様子、ルシアの「とてもつらいの。私は生きていける?」というセリフが収められた。ビジュアルには、赤い服を着たルシアの姿と「頭の中に、黒い島が舞い降りる。」というコピーが並んでいる。

※「サムシング・ハプンズ・トゥ・ミー」はR15+指定作品

映画「サムシング・ハプンズ・トゥ・ミー」予告編

アントニオ・メンデス・エスパルタ コメント

マドリードの街を行き交う女性たちが幻想と狂乱、冒険に身をゆだねて変貌していくように、ルシアもまた新たに生まれ変わります。日々をただやり過ごすだけの、惨めで目立たない存在だと思っていた彼女は、ついに堂々と表舞台に立つ決意をするのです。

この記事の画像・動画(全15件)

©UNA PRODUCCIÓN DE QUE NADIE DUERMA AIE - AVANPOST

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タクシー運転手に転身した女性が主人公、「サムシング・ハプンズ・トゥ・ミー」公開(予告・コメントあり / 写真14枚)
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