風間俊介×齋藤潤「217円の絵」ディレクターズカット版が配信決定、監督は野尻克己

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風間俊介齋藤潤がダブル主演を務める日本テレビ系の単発ドラマ「217円の絵」の場面写真とクランクアップ時のコメントが到着。あわせて地上波放送終了後にHuluでディレクターズカット版が配信されることも発表された。

「217円の絵」場面写真

「217円の絵」場面写真

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同作は屁理屈ばかりの自称画家・御所明が、ひそかに美大を目指す高校生・春文涼の人生を変える物語。風間が御所、齋藤が春文に扮した。日本テレビで18年ぶりに行われた「日テレシナリオライターコンテスト」の大賞作品の映像化であり、受賞者の神谷克麻が脚本を手がけ、「鈴木家の嘘」の野尻克己が監督を担った。

「217円の絵」場面写真

「217円の絵」場面写真 [拡大]

「217円の絵」場面写真

「217円の絵」場面写真 [拡大]

風間は「この作品は、すごくエネルギーが詰まっていて、物語を作ることへの情熱が閉じ込められています。僕もその熱が失われないように、画家という、ある種、何かを生み出すという役柄を通して、作品を生み出すときに誰かに届いたらいいなという気持ちをリンクさせて演じさせてもらいました」と振り返る。

齋藤は「作品をつくる中で『分からない』と感じることはたくさんあるのですが、この撮影期間中、監督のOKを頂いて、『分からない』というものが、正解になることを感じる瞬間があったので、答えのないものを考え続けることは大事だと思いましたし、神谷さんの脚本に携われてとても幸せでした」と語っている。

「217円の絵」は、9月30日24時24分から放送。YouTubeでは予告編が公開中だ。野尻、企画・プロデュースの佐藤貴博のコメントは以下の通り。

日テレシナリオライターコンテスト 大賞ドラマ「217円の絵」番組情報

放送局・放送日時

日本テレビ系 火曜プラチナイト枠 2025年9月30日(火)24:24~24:54

配信

見逃し配信:TVer、Hulu
ディレクターズカット版:Hulu

スタッフ・キャスト

脚本:神谷克麻
監督:野尻克己
企画・プロデュース:佐藤貴博
プロデューサー:中村花乃子 / 紀嘉久
協力プロデューサー:北島直明
出演:風間俊介 / 齋藤潤 / 山口森広 / 川面千晶 / 鷲尾英彰 / 三河悠冴 / 島田桃依

風間俊介 コメント

今、「217円の絵」のクランクアップを迎えました。この作品は、すごくエネルギーが詰まっていて、物語を作ることへの情熱が閉じ込められています。
僕もその熱が失われないように、画家という、ある種、何かを生み出すという役柄を通して、作品を生み出すときに誰かに届いたらいいなという気持ちをリンクさせて演じさせてもらいました。
多くの物語を愛する人、テレビドラマを愛している方、そして、何かを生み出す苦労だったり、誰かに認めてもらいたいと思ったことがある人、そんな人達にみてもらいたい作品となっておりますので、「217円の絵」ぜひ見てください。

齋藤潤 コメント

「217円の絵」クランクアップいたしました。ありがとうございました。
台本をいただいたときから、春文涼を演じられることをすごく楽しみにしていました。
本読みでも、野尻監督と風間さんに教えていただきながら、一緒に作る感覚を味わえてとても楽しかったです。
今まで、作品をつくる中で「分からない」と感じることはたくさんあるのですが、この撮影期間中、監督のOKを頂いて、「分からない」というものが、正解になることを感じる瞬間があったので、答えのないものを考え続けることは大事だと思いましたし、神谷さんの脚本に携われてとても幸せでした。
これからも考え続けることを大事にしていきたいなと思いました。

野尻克己 コメント

今まで読んだことのないシナリオだった。
作家独特の世界と怒りが表現されていた。
なのに、どこかおかしみと優しさに包まれていた。
人がどう生きるかという“価値”がそこに表現されていた。
その初めての目撃者になりたいと思った。
今まで見たことのない風間俊介と齋藤潤が撮りたいと思った。

佐藤貴博(企画・プロデュース)コメント

18年ぶりに復活した「日テレシナリオライターコンテスト」の審査委員長を務めており、第1回最終審査で神谷さんの脚本が満場一致で大賞に選出されたことも目の当たりにしています。
その時から素晴らしい脚本ではあるけれど、テレビドラマ化することは難しいと感じていました。とても軽やかでユーモアあふれる会話と、重厚なテーマのバランスが秀逸なのですが、これを映像化するには役者も監督もスタッフも相当な手だれが揃わないと、脚本の魅力を伝えられないだろうと思っていたからです。
しかし、神谷さんのこの脚本を映像化することへの意思は固く、その熱い思いに野尻監督が応えてくれたことで、ドラマ化が決定できました。
野尻監督のもと、映画スタッフが中心となり神谷脚本を解像度高く映像化してくれています。
そして何より風間俊介さんが今回のプロジェクトの趣旨に賛同し、神谷脚本の神髄を描くために脚本の意図を全力で読み取り、「御所明」を現場で観ている全員を引き込むほどに演じ切り体現してくれました。
そして物語同様に齋藤潤さんの才能を引き出し、みずみずしい春文とのやりとりを生み出してくれたことで本作が素晴らしいドラマとして完成することができたと思います。見る人の心に突き刺さる衝撃と感動のドラマになりましたのでお楽しみに!!

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日テレシナリオライターコンテスト 大賞ドラマ「217円の絵」予告編

読者の反応

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風の谷 @kazenotani617

いよいよHuluに入る日が来たかもしれない😂 #217円の絵 https://t.co/CDroemOlrA

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