映画「
同作は、インディーゲームクリエイター・KOTAKE CREATEが2023年に発表したゲーム「8番出口」をもとにした実写映画。地下鉄の白い地下通路に閉じ込められた主人公が次々と現れる不可解な“異変”を見つけ、絶望的にループする無限回廊からの脱出を試みるさまが描かれる。二宮が“迷う男”、小松菜奈が“ある女”、河内が“歩く男”に扮した。
まず9月17日に行われた映画祭のレッドカーペットイベントには河内と川村が参加。まっすぐ背筋を伸ばして歩き、時折あの不気味な笑顔を浮かべる“歩く男”のように歩みを進めた河内は、今回が海外映画祭への初参加だそう。「もう……感動しましたね」「開幕式では、世界の第一線で活躍されている俳優や監督たちが一堂に集まってこんなに華やかな世界があるのかと驚きました。“歩く男”に扮してレッドカーペットを歩くのはとても緊張しましたが、車から降りた瞬間に『おじさんー!』と声がしましたし、私が笑うたびに悲鳴と歓声が入り混じったリアクションも見られて、本当に歩いてよかったです(笑)」とほっとした様子を見せる。
川村は「韓国語で『アジョシ(おじさん)』って声が聞こえて、韓国の方々にも作品が認知されているんだとうれしくなりました。レッドカーペットでは、私が“歩く男”の開発者みたいに見えたのが面白かったです(笑)。カンヌから始まり、さまざまな国際映画祭を経験しましたが、世界各地で楽しみにしてくれている方々がいるのだなと思いました」と語った。
0時に始まったミッドナイト・パッション部門での公式上映前挨拶には、二宮も合流。割れんばかりの拍手で出迎えられた3人は「アニョハセヨ(こんにちは)!」と手を振りながら登壇する。出演経緯を聞かれると、二宮は「ある日、川村監督に急に呼ばれて、『8番出口』を実写映画化したいと言われて、率直に『何を言ってるんだろう』と思いました。原作にはストーリーがないため、まずはどういうふうに映画化をしていくのか構想を聞かせていただき、普通の映画ではない特殊な設定が逆に楽しそうだなと思い引き受けました」と答えた。
河内は「私が出演した舞台をたまたま川村監督が観劇していたのですが、歩くシーンを象徴的に描いている作品だったことからオファーをいただきました。私は舞台にずっと出演してきて、体を使うことが得意だったため、今回の“歩く男”にぴったりはまったのだなと思います。本当にタイミングがよかったですね」と感慨深い面持ちで述べる。
また川村は「深夜に集まっていただきありがとうございます。スマホやテレビで映像を観る時代ですが、本作品は映画館で観るために作りました。いろいろな意味で待たなければいけない、次に何が起こるのかを予想しなければいけない、鑑賞後もいろいろと考えなければいけない作品です」と伝え「スマホをおいて95分間、『8番出口』の世界に没入してほしいです。韓国で初めて本作を観る皆さんに、ぜひ韓国中に広めてほしいです」と語りかけてイベントを締めた。
「8番出口」は、全国で上映中。本作は「パラサイト 半地下の家族」や「ANORA アノーラ」で知られる映画製作・配給会社NEON(ネオン)による北米配給を含め、世界100以上の国と地域での配給も決定している。
映画「8番出口」予告編
二宮和也の映画作品
リンク
ARASHI_SUPER EIGHT_HIKAKIN&SEIKIN @MIHO_anzu_38
深夜にも関わらず、沢山の方に観て頂けて良かったですね(*^^*)ニノ(.゚ー゚)💛河内大和さん 川村元気監督 お疲れ様でしたm(_ _)m #韓国釜山国際映画祭 #映画8番出口 #川村元気監督 #河内大和 #二宮和也 #ARASHI https://t.co/eIZZNreUgC