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【試写会】映画「ミーツ・ザ・ワールド」トークショーに50名招待
本作のどこに惹かれたのか問われた杉咲は「共感できることや、共通していることなどをフックに人と人がつながることが重要視されている空気感があると思うんです。でもこの作品では、圧倒的にわかり合えないけれど人は近くにいられるのではないかということが描かれていて惹かれました」と語る。南は「オーディションに杉咲さんがいらっしゃって、一緒にお芝居をさせていただいたんですが、楽しく伸び伸びやらせていただきました。撮影中も夢のような時間でした」と笑みをこぼす。
板垣は役作りを振り返り「ホストという職業、ホストクラブという場所が未知だったので、それを知るために取材に伺いました。シャンパンコールもしてもらって(笑)。どういう生活をしているのかなど学ばせていただきました」と明かす。映画初出演となったくるまは「バラエティだとカメラの横に1人、2人しかいないですが、映画の現場は人が多いなと思いました」と感想を伝えつつも、「今日、板垣さんとレザーなんで被ってるんだろう。しゃべりたいこと全部飛ぶぐらい恥ずかしい! 舞台袖で絶望しました」とぼやき、笑いを誘った。
筒井は本作を観て涙を流したそうで「監督、キャストの力で小説が立ち上がっていて素晴らしかった! ポロポロ涙が出てきちゃって。生きていることは楽しいけれど、しんどい。そんな中で懸命に生きているというか。観たあとに魂が洗われたような気持ちになりました」と言葉に力を込める。これを横で聞いていた松居は「(作品を観たあとの)筒井さんの表情が忘れられないです。自分も泣きそうになりました」と思い返した。
本作は実際に歌舞伎町で撮影された。板垣は「歌舞伎町を歩くシーンはちょっとドキドキしながらも、リアルな街の息遣いを感じながら楽しかったです」と笑顔に。渋川は「ゴールデン街のバーで撮影したんですけど、エアコンが効かないんです。撮影が7月でめちゃくちゃ暑くて。倒れないようにがんばりました」と苦笑した。
イベント終盤には、由嘉里が「ミート・イズ・マイン」をこよなく愛することにちなみ、キャストが“推し”を発表するコーナーも。7名組ガールズグループ・HANAを推しに挙げた杉咲は「No No Girlsから見ていて、初めてファンクラブにも入ったんです。努力を惜しまず、内側から発光していく姿、ライブで皆さんがおっしゃる一言一言が素晴らしくて。あるメンバーが『一番大事なのはがんばることじゃなく、自分を大事にすることだと思います』と言っていたんです。オーディションを通して、人一倍努力することがどれだけ大事かを痛感してきたはずの7人がそんなことを言えるって素晴らしいな!と思って、めちゃくちゃ応援しています」と思い入れたっぷりに伝える。司会が「花とHANAで名前が同じですもんね」という言うと、杉咲はうれしそうに「運命を感じています」と声を弾ませた。
そして南は「蕎麦」、板垣は「アスパラガス」、渋川は「おとぼけビ~バ~」、筒井は「ほいけんた」とそれぞれの推しを発表。「区」と書かれたフリップを掲げたくるまは「アイドルとか好きでグッズとかも買ったりするんですけど、一番課金しているものなんだったかな?と思ったら、区民税だなって。自分の税金が使われていると思うと道とかに愛着が湧いてきて。我が道! 我が図書館! 我が保育園!みたいに思ってます」と力説し、観客を笑わせた。
最後に松居は「この映画の応援団になってほしいです。感想をお友達や大切な人に伝えていただければ」とアピール。杉咲は「わかり合えないことってたくさんあるけれど、でも相手のことを知ろうとしたらかわいらしいところとか、嫌いになれないところが見つかっていくのかもなって。そんなことを考えさせてくれるような映画になっていたらいいなと思います」と口にし、イベントの幕を引いた。
「ミーツ・ザ・ワールド」は10月24日より全国でロードショー。
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