「走れない人の走り方」蘇鈺淳の最新作「メイメイ」が9月初披露、台湾の姉妹がW主演

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「走れない人の走り方」で知られる蘇鈺淳(スー・ユチュン)の最新作「メイメイ」が、9月6日に始まる第47回ぴあフィルムフェスティバル2025にて初披露されることがわかった。

「メイメイ」場面写真

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1994年生まれ、台湾出身の蘇鈺淳は、台湾藝術大学を卒業後、東京藝術大学大学院の映像研究科監督領域に進学。入試のために制作した短編「豚とふたりのコインランドリー」がPFFアワード2021で審査員特別賞を受賞した。修了制作として手がけた初長編「走れない人の走り方」は2024年4月に劇場公開が実現。蘇鈺淳はその年度でもっとも優れた新人監督を選出する新藤兼人賞の最終選考に進んだ。

「メイメイ」撮影現場より。左から王渝屏(ワン・ユーピン)、蘇鈺淳(スー・ユチュン)、王渝萱(ワン・ユーシュエン)

「メイメイ」撮影現場より。左から王渝屏(ワン・ユーピン)、蘇鈺淳(スー・ユチュン)、王渝萱(ワン・ユーシュエン)[拡大]

「メイメイ」はPFFが企画、製作、公開までトータルで映画をプロデュースする「PFFプロデュース」(旧称PFFスカラシップ)の1本として発表。実の姉妹で台湾の俳優である王渝萱(ワン・ユーシュエン)と王渝屏(ワン・ユーピン)を主演に迎え、今年の5月から6月にかけて愛知・豊橋市にて撮影された。共演は朝井大智水間ロン門田宗大高妍(ガオ・イェン)、森下能幸ら。

物語は生まれた場所を離れて日本で俳優をする妹と、台湾の大企業で働く姉が主人公に。自身も台湾から日本に移り住んだ蘇鈺淳が家族関係をベースに、性格も異なる歳の離れた姉妹の確執を通して、“コミュニケーションの不確かさ”を描く。プレミアは9月16日の夜に行われる。

第47回ぴあフィルムフェスティバル2025は、9月6日から20日にかけて東京・国立映画アーカイブで開催。プログラムは8月上旬の発表を予定している。

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