第21回大阪アジアン映画祭クロージング作品はホン・フイファン出演作「好い子」

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第21回大阪アジアン映画祭のクロージング作品が、ドラァグクイーンと家族の再生を描いたシンガポール映画「好い子(原題:好孩子)」に決定。世界初上映となる。

「好い子」場面写真 ©ALL RIGHTS RESERVED © 2025 BYLEFT PRODUCTIONS

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「好い子」ティザービジュアル ©ALL RIGHTS RESERVED © 2025 BYLEFT PRODUCTIONS

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「大阪発。日本全国、そしてアジアへ!」をテーマにアジア映画の魅力を紹介する同映画祭。例年3月に行われてきたが、今年度は2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の会期に合わせ、8月29日から9月7日にかけて大阪・ABCホールほかで開催される。オープニング作品は、ジュディ・オング主演作「万博追跡」2Kレストア版であることは既報の通り。

「好い子」は、多様な家族の在り方をつづるヒューマンドラマ。ドラァグクイーンの阿好は、父の死をきっかけに認知症の母がいる実家に戻る。阿好を“娘”と信じ込んだ母は、娘とその仲間たちを受け入れ、新たな思い出を作っていく。過去の確執を乗り越え関係が深まる中、母は阿好にある秘密を打ち明けるのだった。

監督は「男兒王」のワン・グォシン(王國燊)が務め、キャストにはリッチー・コー(許瑞奇)、ホン・フイファン(洪慧芳)、ジョニー・ルー(路斯明)、チャーリー・ゴー(吳清樑)、シェリル・チョウ(周智慧)が名を連ねる。大阪アジアン映画祭のプログラミングディレクターを務める暉峻創三のコメントは以下に掲載した。

第21回大阪アジアン映画祭

2025年8月29日(金)~9月7日(日)
大阪府 ABCホール、テアトル梅田、T・ジョイ梅田、大阪中之島美術館、大阪市中央公会堂

暉峻創三(大阪アジアン映画祭プログラミングディレクター)コメント

万博開催に合わせた特別回となる第21回大阪アジアン映画祭は、オープニング、クロージングとも世界初上映作品が飾るという画期的な回となりました。クロージング作品に決定したのは、最新シンガポール映画「好い子」。ともすれば異質な者、見慣れない者、伝統にそぐわない者を排除して「安心」を得ようとする方向に社会が向かいがちな今の時代、1人でも多くの人に見てほしい作品です。

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