本作は“18歳童貞の血”を求める450歳のバンパイア・森蘭丸が、成長と純潔を見守ってきた少年・立野李仁の初恋を阻止するために奮闘する“ブラッディ・ラブコメディ”。こいの湯に住み込みで働く蘭丸に吉沢、銭湯の一人息子であるピュアボーイ・李仁に板垣が扮している。
1964年創業で昔ながらの銭湯の雰囲気が残るたつの湯。映画ではその外観や駐車場、薪割り場など数々のシーンが撮影された。銭湯でのトークは初体験という吉沢は「撮影にも使わせていただいて、原作の聖地にもなっているこの銭湯でイベントができるのはうれしい」と開催を喜び、板垣も「原作の舞台ですし、自分たちが撮影した場所でイベントをできるのはすごく光栄」と明かす。
吉沢は「けっこう撮りましたよね。キスしてると勘違いした李仁がチュチュチュチュチュって言ってるところは、現場でも爆笑しながら見てました」と、板垣の演技を振り返る。「チュ」を連呼するこの芝居は監督のこだわりも強かったそうで、板垣は「言い方よりかは、その球数(笑)。わりと多めに言ったつもりが、『もうちょっと多く』と言われました」と回想。吉沢は「よくあれを笑わずにやれたな、と。僕だったら絶対爆笑してしまう。素晴らしかったです」と笑みをこぼした。
一方の吉沢は振り切った変顔を見せるシーンがあり、「本当、瞬発力で。必死こいてやってました。スピード感と切り替えが大事(笑)。こういう演技は大好きです」と述懐。板垣は「表情筋をいかんなく変顔で生かされていた」とその様子を振り返り、「粛々と自分自身と闘ってらっしゃる印象を持ってたんですが、この現場でもそう。間近で見させてもらいました」と語る。まんざらでもない様子の吉沢は「闘ってましたね……この変顔はもっと激しいほうがいいんじゃないか、とか。自分の中の葛藤と日々、闘ってました」と打ち明け、笑いを誘った。
映画の見どころとして、李仁が蘭丸のことを「森さん」と呼ぶときのバリエーションの豊富さを挙げた吉沢。「いろんな呼び方がある。森さんの立場としてはすごく心地よかった」とその魅力を語ると、板垣は「李仁は話すときに、頭か最後に『森さん』を付ける。そこは変化をつけたいと思ってました」とこだわりを明かす。また、板垣は蘭丸が李仁のかわいさに「ズキュン」と来る瞬間のバリエーションの多さを挙げ、吉沢は「いろんなズキュンが出ました。あとからどんな効果音が付くのかな?と想像してたんですが、まさか自分の声が乗るとは思ってなかった」と話した。
互いの絆が試される銭湯ならではの企画も行われ、2人は70℃のお湯に水を注ぎ「いい湯加減にできるか」にチャレンジ。2人は交互に慎重に水を注いでいき、目標の40℃を目指す。恐る恐る手を入れて湯加減を確認するも、結果は44.5℃で決着。「くそー!」と大げさに悔しがる吉沢が「手より足で調べたらよかった。足のほうが敏感だよね」と、桶に足を入れて確認する一幕もあった。
最後に、板垣は「キャラクター全員ちょっとおバカだけど、みんなそれぞれが何かを一途に愛する姿勢がすごく美しく、尊く描かれている。その姿を見て、笑う中でも感動できる作品になっていると思います」とアピール。吉沢は「泣けるようなシーンやアクションのかっこいい瞬間、ミュージカル調の歌のシーンがあったりと、本当にいろんな要素をぎゅっと詰め込んだエンタテインメントです。ぜひ今年の夏は『ババンババンバンバンパイア』とともに盛り上がっていただけたらうれしいです」と呼びかけ、イベントを締めくくった。
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