「104歳、哲代さんのひとり暮らし」全国100館に拡大公開、地元の映画館は最多動員記録

映画「104歳、哲代さんのひとり暮らし」が、6月20日からイオンシネマを中心に全国100館で拡大公開される。

本作は広島・尾道市の自然に囲まれた家で、100歳を超えた今も一人暮らしを続ける石井哲代さんのドキュメンタリー。親族や近所の人たちのサポートと公的支援を受けながら生活する哲代さんが、自分を上手に励まし、自由な心で楽しく暮らす姿を見つめる。監督・編集は「広島の被爆樹木の声を聴く」の山本和宏が担当。リリー・フランキーがナレーションをしている。

1月に広島県内5館での先行公開がスタートし、4月から東京・シネスイッチ銀座ほか全国のミニシアターで公開中だ。各地で上映延長やアンコール上映が相次ぎ、興行通信社によるミニシアターランキングには7週連続ランクイン。コロナ禍以降、少なくなっていた70～80代の観客が多く来場しており、哲代さんの地元である尾道の映画館・シネマ尾道では歴代観客動員数1位を記録するほどの人気ぶりとなっている。

上映劇場は映画の公式サイトで確認を。予告編はYouTubeで観ることができる。

ドキュメンタリー映画「104歳、哲代さんのひとり暮らし」予告編