「ウルトラマンオメガ」近藤頌利らが見どころ語る「戦い方にも注目して」

特撮ドラマ「ウルトラマンオメガ」のプレミア発表会が本日6月12日に東京・esports 銀座 studioで行われ、キャストの近藤頌利、吉田晴登、工藤綾乃、メイン監督の武居正能が登壇した。

本作では、ヒーローも怪獣も存在しない地球に、記憶を失った宇宙人オメガが落ちてくることから物語が展開。「ソラト」と名付けられたオメガはウルトラマンオメガに変身し、巨大生物との戦いを繰り広げていく。近藤がソラト / ウルトラマンオメガ、吉田がホシミ コウセイ、工藤がイチドウ アユムに扮する。

ソラトは初めて見た「地球人」という生命体に興味津々で、子供のように純真かつ陽気な性格をしている。怪獣の気配を感じるたびに並外れた身体能力を発揮し、自らがウルトラマンであることや怪獣の名前、特徴などの記憶を少しずつ呼び起こしていく。変身・戦闘で体力を消費するため、戦いを終えると猛烈な空腹を覚えるという特徴も。近藤は「小さい頃は『ウルトラマン』シリーズのソフビでずっと遊んでいました。特撮ヒーローになることは役者として憧れでしたから、まさか自分がなれるとは思っていなかったのでうれしかったです！ 好きなウルトラマンはティガとダイナです」と述懐する。

ソラトのバディとなる地球人コウセイは、メテオカイジュウと心を通わせることでその能力を最大限に引き出すことができる。ウルトラマンオメガはレキネス、トライガロンのパワーを借りてウルトラマンオメガ レキネスアーマー、ウルトラマンオメガ トライガロンアーマーの姿に変化する。吉田は「エックスやギンガを観て『ウルトラマン』シリーズに触れました。チームで戦うヒーローに憧れていたので、まさか自分がメテオカイジュウとともにウルトラマンオメガと共闘することになるとは……。夢にも思ってなかったので、もう最高です！」と出演を喜ぶ。

また生物学者のアユムは、とある怪獣事件の現場でソラトやコウセイと運命的な出会いを果たし、“アユ姉”と呼ばれ行動をともにすることに。彼女は怪獣事件を追う中で、怪獣と人類の新たな関係性について考えていくヒロインだ。工藤は「よく弟と一緒に熊本のウルトラマンランドに行っていました。小さい頃から『ウルトラマン』シリーズに触れてきた自分が、まさかヒロインとして参加させていただくとは思っていなかったのでうれしいです！」と笑みを浮かべた。

MCから本作の見どころを尋ねられた近藤は「人間とは？ 怪獣とは？ ウルトラマンとは？ 哲学のような大人も楽しめる要素が入っている。昔から『ウルトラマン』シリーズのファンの方にもきっと楽しんでいただけると思います」と述べる。さらに「ウルトラマンオメガの戦い方にも注目してほしくて。皆さんびっくりすると思います！ なんと言っても、ウルトラマンオメガがソラト（と同一の人格）なので」とアピール。武居は「非常に明るい作風で、子供たちにとって親近感の持てるヒーローになっています」と続けた。

吉田は「敵を倒すだけではなく、共存を考えたり相手を理解すること、何より自分を見つめ直すということが『ウルトラマンオメガ』のテーマになっていると思います。ウルトラマンはなぜ地球を守るのか、そういった壮大なテーマにも迫っていて。今までのシリーズの根幹にも触れるようなエピソードになっています」と期待を込める。工藤は「ウルトラマンと怪獣の戦いはもちろん、友情であったり、助け合うことの大切さ、人間の本質的な部分を改めて思い出させてくれる作品になっています」と明かした。

イベントでは、近藤たちが“オメガメテオ”を“オメガスラッガー”にセットして変身ポーズに挑戦する一幕があり、観客を沸かせる。さらに、ASHがオープニング主題歌「BRIGHT EYES」、MindaRynがエンディングテーマ「Missing Link」を生パフォーマンス。会場の巨大モニターには、ウルトラマンオメガの象徴となる赤い宇宙ブーメラン“オメガスラッガー”の実物大（約10m）が投影されるなど、盛り上がりを見せた。

「ウルトラマンオメガ」は7月5日にテレビ東京系6局ネットで放送スタートし、毎週土曜9時からオンエア。なお本作は外国語字幕全14言語にてグローバル放送・配信も決定している。

ドラマ「ウルトラマンオメガ」ダイジェストPV

ウルトラマンオメガ

テレビ東京系 2025年7月5日（土）スタート 毎週土曜 9:00～9:30