生々しい要素は必須、「28年後...」ダニー・ボイルが“感染者”のビジュアルを追求

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サバイバルスリラー映画「28年後...」より、特殊メイク効果スーパーバイザーのジョン・ノーランらのコメントが到着した。

「28年後...」場面写真

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「28年後...」ビジュアル

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「28日後...」「28週後...」の続編にあたる本作の舞台は、人間を凶暴化させるウイルスが蔓延してから1万228日が経過した世界。感染を逃れて生きる人間たちの命懸けの戦いが描かれる。

「28年後...」場面写真

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監督を務めたダニー・ボイルは「ホラー映画では観客を震え上がらせるビジュアルが求められます。生々しい要素は必須で、それを限界まで突き詰める責任が監督である私にはあります」と語っており、本作では強靭な肉体を持つ大男の感染者のビジュアルを特に追求した。人間の生首を振り回しながら全速力で襲い掛かってくる感染者で、マーベル映画「クレイヴン・ザ・ハンター」で怪物ライノに扮した身長2m6cmのMMAファイター、チ・ルイス・パリーが演じている。

ノーランは「恐ろしく見せるために、すべてを規格外にしようと思いました。傷跡のある腹部をデザインし、背中に筋肉を追加して、全体のプロポーションを約40%増しにしました」と語る。本作にはこのほか、28年前に感染してから死なずに生き続けている感染者や、ナメクジのように地面を這って生きる感染者などが登場。ボイルは感染者の不気味な体の動きを作り込むため、舞台の振付師として活躍するトビー・セジウィックを起用した。セジウィックは「俳優たちに感染者としての動きを教えるのが私の役目でした。病気が引き起こす強烈な緊張を体現させ、その結果として鋭く不規則で予測不能な動きを作りました」と述べ、「前進しているようでいて体がバラバラに動き、実際には進みたくないのに“感染”が彼らを前へ押し出すのです」と伝えた。

アレックス・ガーランドが脚本を手がけた「28年後...」は、6月20日より全国ロードショー。

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