映画「
「日本統一」シリーズの「氷室蓮司」に続くスピンオフとして製作された本作。「日本統一」のもう1人の主人公である田村悠人が、さらわれた相棒・氷室蓮司を救いに行く中で強敵と対峙する様子が描かれる。山口が田村、本宮が氷室を演じた。
山口は「相棒の氷室蓮司、本宮泰風が来られなくてすみません」と口火を切り、少し寂しげな様子をのぞかせる。ほとんどがアクションの撮影だったと話す山口は「体に負担がかからないよう、3日撮影したら1日休みというスケジュールを組んでいただいた。まあ、ずっと戦っています(笑)」と振り返る。本作については「変わったヤクザ映画。カルト映画だと思って観てください」と語った。
ほぼ全編モノクロ映像にした意図を尋ねられた鈴木は「山口さん主演で撮るなら、世界の映画祭にちゃんと出したいなと思った。ルックにこだわりたいと考えたときに、モノクロのアクション映画はあまりないなと思い、監督に相談したら『いいんじゃない』と決まりました」と明かす。辻は「今回は動きがメインの映画。モノクロにすることで山ちゃん(山口)のキレのあるスピード感、その動きがくっきりはっきり見えるようになっています」と述懐した。
イベントでは、MCから「ある方からサプライズでメッセージ動画が届いております!」と紹介があり、山口らはスクリーンに釘付けに。しかし映像は流れず、舞台袖からスッと本宮が登場すると、山口は「ふざけんなよ(笑)」とサプライズに驚く。2人が笑顔でハグを交わす一幕もあった。このサプライズを観客も把握していたことを知った山口は「そういうことするよね!」とうれしそうにしていた。
本宮は、7月5日から時代劇専門チャンネルで放送される「鬼平犯科帳 暗剣白梅香」の撮影の合間を縫って本イベントに駆け付けた。山口は「お前いないから『やべえ、1人だぜ……』と思ってて」とこぼし、本宮は「ブルブル震えてんだろうなと思って、来ましたよ」と笑顔を浮かべた。
田村の刺青のデザイン案は本宮が担当しており、背に不動明王が大きくあしらわれた。本宮は「人のために命を懸けられる田村悠人を思って、不動明王にしました。色は田村の赤ではなく、氷室のカラーであるブルーにしています」とこだわりをのぞかせる。山口は「きっと蓮司にも似たような刺青が入っているんだろうなと感じました」と明かした。
最後に本宮は「これは山口祥行が命を懸けて撮った映画です。それは絶対に(観たら)伝わると思います」、山口は「この作品はスタッフ・キャスト、みんなで力を入れて撮ったもの。狂った映画だなと思って楽しんでもらえたらうれしい」とメッセージを送り、イベントは幕を下ろした。
「田村悠人」は、6月6日より全国でロードショー。なお本宮、山口がダブル主演を務めるドラマ「日本統一 東京編」は、テレビ東京ほかで7月2日にスタートし、毎週水曜25時からオンエアされる。
映画「田村悠人」ティザー映像
山口祥行の映画作品
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