悪魔崇拝儀式をめぐるパニックの真相とは、カナダ発ドキュメンタリー公開

カナダ発のドキュメンタリー映画「Satan Wants You」が「サタンがおまえを待っている」の邦題で、8月8日より東京・新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で公開される。

1980年に発行された、ミシェル・スミスという女性と精神科医ローレンス・パズダーによる書籍「ミシェル・リメンバーズ」。同書には、ミシェルが幼少期に体験したと語る残虐な悪魔崇拝儀式の内容が記されている。この本をきっかけに、アメリカでは「幼い頃、悪魔崇拝の儀式の生贄に捧げられた」という告発が相次ぎ、“サタニック・パニック”と呼ばれる騒動に発展した。

本作では、さまざまな角度から悪魔崇拝とパニックの真相に切り込んでいく。スミスとパズダーの親族が出演したほか、サタン教会のブランチ・バートンや当時を知るFBI捜査官らにインタビューを実施。サタン教会の創始者アントン・ラヴェイの姿を収めたアーカイブ映像も映し出される。スティーヴ・J・アダムズ、ショーン・ホーラーが監督を務めた。

なお、本作のムビチケオンラインが発売中。特典として海外版ビジュアルを用いた“悪魔的壁紙”が付いてくる。YouTubeではティザー映像が公開中だ。

映画「サタンがおまえを待っている」ティザー映像