がん闘病中の楠部知子が企画・プロデュース、松本動監督作「小春日和」クラファン実施

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「アンジーのBARで逢いましょう」の松本動が監督を務め、俳優であり精神科医の楠部知子が企画・プロデュースを担う新作映画「小春日和~Indian Summer~」。このたび、製作資金の支援を募るクラウドファンディングが本日3月15日にスタートした。

楠部知子

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松本動

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本作は家族に悩みを打ち明けられずにいる主人公・阪口小春が、さまざまな人それぞれの在り方でがんと闘う人たちとの出会いを通して、新たな一歩を踏み出す決心をする物語。看護助手として働く小春を「在りのままで咲け」「在りのままで進め」の水村美咲が演じるほか、小春の祖母・鈴子役に由美かおる、主治医・上田博役に佐野史郎、小春の妹・ひより役に千原ゆら、キャンサーズと名乗る愉快な女性3人組に森野くるみ、桐生紗衣、楠部が扮する。なおキャンサーズはがん治療中の俳優3名で結成された。

楠部は、多発性骨髄腫の治療を継続しながらも「折角がんになったのだからこの経験を誰かのために、作品として残したい」という思いから本企画を立ち上げた。今回の発表に際し、楠部は「“がんになった今出来る事”を、病気の方にもそうでない方にも『さあ1歩!』と思って頂ける様な映画になります様に…と心を込めて挑みます」と述べる。松本、水村、由美、佐野、千原、森野、桐生のコメントは下記の通り。クラウドファンディングの詳細は特設ページで確認を。

松本動 コメント

企画・プロデュースを務める楠部さんから監督オファーを頂いてから約一年三ヵ月が経ちますが、企画を立ち上げた当初は本格的に映画制作をしたことのない人が大半を占める数名のよちよち歩きチームでしたが、活動を進めて行く内に数えきれないほど多くの方のお力添えを受け、さらに強力なスタッフも加わり、少しずつチームは成長し、今や自主映画としては考えられないほどの豪華なキャスティングを実現するにまで至りました。そんな最高のスタッフ・俳優の皆さんと大阪を舞台に映画を創れることが楽しみで仕方ありません。ぜひ完成を楽しみにしておいてください。

楠部知子 コメント

幼稚園のお遊戯会の頃から演じる事は大好きでした。大人になるにつれ、与えられた役以外に自分が発信出来るものにも興味を持つ様になりました。児童精神科医として何が発信出来るか?と映画「ひとくず」に関わり、がん患者として何が発信出来るか?と映画「小春日和~Indian Summer~」の製作に至りました。
退院後の状態が全く読めない時期に水村美咲さんに相談し、主演と共同プロデュースという大役を引き受けて頂き、映画祭でお声掛け下さった松本動監督にメガホンを執って頂く事が叶いました。映画製作のいろはも分からない中、次々と沢山方のご協力を頂いて現在に至っております。
キャンサーズのYouTubeを発信する中で沢山のご意見やコメントを頂きました。“がんになった今出来る事”を、病気の方にもそうでない方にも「さあ1歩!」と思って頂ける様な映画になります様に…と心を込めて挑みます。

水村美咲 コメント

水村美咲

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2023年12月、本作の企画・プロデューサーである楠部知子さんにカフェで「多発性骨髄腫」という病気と闘っているというお話を聞きました。楠部さんとは10年来の仲ですが、“元気じゃない楠部さん”なんて見たことが無かったので、信じられませんでした。でも、その日以降も“元気じゃない”姿を一度も見ていません。見せていないだけかもしれませんが、楠部さんはいつでも元気でパワフルで、明るくて前向きなんです。そんな楠部さんの熱い想い、生き様が乗った作品ですから、きっと多くの方に勇気や希望という言葉では収まり切らないものや、生きる力を与えられる作品になると信じています。
「小春」を精一杯演じさせて頂きます! ご支援、どうぞよろしくお願いいたします。

由美かおる コメント

由美かおる

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映画出演は、なんと49年ぶりになります。
人としての愛情や生き方、思いやりのある行動、そして根底に響く暖かい気持ちなどなど…それらを自然体で演じることができれば良いな、と思っています。
現在は、役柄としていただいた鈴子おばさまのイメージを考え膨らませながら心の準備をしているところです。撮影が始まるのを心待ちにしています!

佐野史郎 コメント

佐野史郎

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企画・プロデュースの楠部知子さんは、ご自身が癌のサバイバーでいらっしゃり、物語の中の癌患者の女性陣もまた、癌を経験した女優さんたち“キャンサーズ”であることから、実際に癌を経験したことのあるキャストに…ということでお声がけいただきました。楠部さんも私と同じ多発性骨髄腫の闘病をなされた方と伺い、ならば是非とも出演させていただきたいと作品に臨んでおります。私は医者役。実際の主治医のことも参考にしながら、この作品が癌という病への向き合い方を考えるきっかけになればと。
そしてそれは、物語中の家族問題を含め日常の様々な困難とも、また変わらずに向き合う姿勢のことを探っているのだとも。

千原ゆら コメント

千原ゆら

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阪口ひより役を演じる千原ゆらです。選んでもらえてとっても嬉しいです。ひよりの元気なところや明るいところを一生懸命、演じます! いろいろな表情に注目して見ていただけたら嬉しいです! ぜひ観てください。

森野くるみ コメント

キャンサーズ

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いのちって、何かにならなくても、何かを成し遂げられなくても、キラキラ輝く。病気を経て、それは「自分」でいる時だと感じた。自分の心が動いたとき生きている実感がしたから。これは色々ないのちが輝いている映画で私はそこにいられることがとても幸せです。

桐生紗衣 コメント

私は、癌患者でありながら、明るく前向きに生きるキャンサーズメンバーの一人を演じます。正に等身大の役。皆様に元気をお届けできるように、心を込めて臨みます。
冬間近な小春日和に、心がホッコリする、そんな映画です。

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読者の反応

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森野くるみ @morikurumilk

映画『#小春日和IndianSummer 』映画ナタリーさん、にも素敵な記事を載せていただきました!ありがとうございます!
是非、読んでみてください❗

クラウドファンディングはこちらです🙇‍♀️

https://t.co/E1j4JvryEk https://t.co/GRewF4XAP9

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