映画「
本作は銃乱射事件に遭遇した高校3年生のリリアンが、避難したトイレから地下通路へとつながる大きな鏡の扉を発見する物語。現代のアメリカを“不思議の国”となぞらえ、同地に迷い込んだリリアンの数奇な旅がつづられていく。
実際の事件や実在の人物をモデルにしたエピソードが描かれる同作。映画愛にあふれた遊び心のある撮影方法やオマージュがふんだんに盛り込まれていることから、アメリカと映画の事情に詳しい町山の解説動画が作成された。
町山は本作について「少女が鏡を通り抜けてアメリカの闇を大冒険。Qアノン、アンティファ、ネオナチ、過激派カルト?夢のように美しい映像で描かれる、もうひとつの『シビル・ウォー』!」とコメント。実施劇場の一覧は以下の通りだ。
このたび映画監督の
※「スイート・イースト 不思議の国のリリアン」はR15+指定作品
「細かすぎる深掘り解説動画」付き上映 実施劇場
東京都 ヒューマントラストシネマ有楽町
東京都 新宿武蔵野館
東京都 ヒューマントラストシネマ渋谷
東京都 シネ・リーブル池袋
東京都 アップリンク吉祥寺
大阪府 テアトル梅田
兵庫県 シネ・リーブル神戸
京都府 アップリンク京都
遠藤麻衣子(映画監督)コメント
学校では教えられないことの塊(それは魂)
永遠の映画少年ショーンがカメラ片手に
超新星(タリア・ライダー)爆発爆発の瞬間を記録したミラクル創世記 (ジェネシス)
空音央(映画監督)コメント
最後にちょっと、監督のショーンが登場してリリアンに微笑みかけるんだけど、
それも束の間。またとんでもないことが起きて、ショーンが苦笑いする。
うん、笑うしかないよな、崩壊していく不思議な国アメリカを。
竹田ダニエル(ジャーナリスト / 研究者)コメント
極端な思想と過激なニュースが蔓延る国、アメリカ
絶望と無関心の世代の若者が迷い込んだ先には、善も悪もない、理不尽な人間の孤独と欲望だけがあった──
まるで醒めない悪夢のような現代の「意味不明さ」を、美しいフィルターを通して覗くような作品。
福永壮志(映画監督)コメント
ショーン・プライス・ウィリアムズの趣味趣向や哲学、人間そのものがスクリーンから溢れ出てくるようだった。
映画はもっと自由でいいんだと思い知らされる。
映画「スイート・イースト 不思議の国のリリアン」予告編
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映画『スイート・イースト 不思議の国のリリアン』2025.3.14 公開 @The_Sweet_East
「細かすぎる深掘り解説動画」付き上映
[実施劇場]
ヒューマントラストシネマ有楽町
新宿武蔵野館
ヒューマントラストシネマ渋谷
シネ・リーブル池袋
アップリンク吉祥寺
テアトル梅田
シネ・リーブル神戸
アップリンク京都
※3月14日~16日の初回上映後にスクリーンにかけられる予定。 https://t.co/qKbuF4GsiF