「NOT BEER」の
愛知県豊橋市でオールロケを行った「あの灯に帰ろう」は、亡き母が残した飲食店を1人で守り抜きながら、若年性認知症を患う姉・渚の介助に追われる丸崎奈海の物語。ある日、学生時代に同じ写真部だった旧友と再会した彼女は、有名な写真家となった旧友の姿に心を動かされる。繰り返される多忙な業務、耐えがたい介助の日々。自分を失いかけた奈海は、すべてを捨てて町を出ようとするのだった。
蔭山ひろみが主演とプロデューサーを担当し、久保田メイ、我膳導、仲原由里子、伊奈明子、鈴木まみ子らが出演。本編尺は約25分となり、上映後にはキャスト・スタッフ登壇の舞台挨拶が行われる。鑑賞料金は一般1500円、学生1000円で、豊橋出身の人や在住者が1000円となる“豊橋割”も実施される。YouTubeでは予告編が公開中だ。
蔭山は「制作する中で、『ただいま』と言える幸せは、『おかえり』と言ってくれる人がいるからこそだと感じました。この映画をご覧いただいた皆さまが、本作を通じて“自分にとっての大切な灯り”を思い出していただけると嬉しいです」とコメントした。なお3月21日11時56分より、大分・コアやまくにで行われる第2回山国映画祭でも上映される。
※丸崎奈海の崎は立つ崎(たつさき)が正式表記
短編映画「あの灯に帰ろう」予告編
蔭山ひろみ コメント
本作は、コロナ禍で抱いた思いや葛藤から生まれた映画です。映画はお客さまに観ていただいて初めて完成すると考えており、同じ思いを持つミニシアター高円寺シアターバッカスで公開できることを本当に嬉しく思います。
生きていると毎日いろんなことがあると思います。だからこそ、ただただ多くの方に気軽に映画を楽しんでいただきたく、東京上映では親子で鑑賞できる回を2回設けました。泣いても笑ってもOK! みんなでちょっとずつがんばって、協力して、自由に映画を観てほしいです。
長編映画だと小さなお子様と一緒に観るのが難しいかもしれませんが、本作は25分の短編だからこそ、親子での映画鑑賞に挑戦していただけるきっかけになればいいなと思ってます。
また、全編を豊橋市で撮影したことから、豊橋割も実施いたします。
短編映画「あの灯に帰ろう」を制作する中で、「ただいま」と言える幸せは、「おかえり」と言ってくれる人がいるからこそだと感じました。この映画をご覧いただいた皆さまが、本作を通じて“自分にとっての大切な灯り”を思い出していただけると嬉しいです。
我膳導 @warezendou
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