本作は認知症だった瀧ハルエの通夜に集まった4人の物語。彼女の遺言書に「財産は通夜の日に最後まで残った人に相続する」と記載があったことから、4人は財産をめぐり一夜のだまし合いを繰り広げていく。
玉城が詐欺師の鮫島優、相馬が彼を慕う見習い詐欺師・押切淳平を演じたほか、
原作は2013年に演劇ユニットのオレガ・ユナイテッドによって上演された舞台「Not beer but low-molt beer(これはビールじゃない、発泡酒だ)」。舞台版と同じく佐渡ツムジが脚本を手がけ、中川寛崇が本作で長編監督デビューを果たした。
中川は「一見すると騙し合いをテーマとした物語に見えますが、その裏には人間関係、信頼、そして嘘の本質が描かれています。この物語が、観てくださる皆さまの心に色々な感情や新しい発見を生み出してくれることを願っています」とコメントしている。
「NOT BEER」の配給はGo×Enが担う。
中川寛崇 コメント
このたび、僕の初めての長編商業映画が劇場公開される運びとなりました。映画館という特別な場所で、皆さまに作品をお届けできることを心から嬉しく思います。
本作の制作には、学生時代に共に映画を学んだ仲間たちがスタッフとして参加してくれました。彼らの情熱や創造力に支えられ、劇場公開という夢に見ていた瞬間が現実となり、本当に幸せです。
主演を演じてくださった、鮫島役の玉城裕規さんと押切役の相馬理さんをはじめ、キャストの皆さんもそれぞれのキャラクターを見事に体現し、物語に深みと温かさを与えてくださいました。特に、鮫島と押切のコンビが繰り広げる会話劇は、本作の大きな見どころです。撮影現場では笑いが絶えず、編集作業中には涙をこらえる場面もありました。
本作は一見すると騙し合いをテーマとした物語に見えますが、その裏には人間関係、信頼、そして嘘の本質が描かれています。この物語が、観てくださる皆さまの心に色々な感情や新しい発見を生み出してくれることを願っています。
ぜひ劇場でご覧いただき、鮫島たちの“完全に計画通り…とはいかない”物語をお楽しみください。
川又崇功(企画・プロデューサー)コメント
公開日の2025年5月30日から丁度3年前に作った映画「NOT BEER」。
クラウドファンディングでご支援いただいた皆々様、この3年の間に「NOT BEER」を知り、応援して下さっていた方々のおかげでようやく公開出来ることとなりました。本当にありがとうございます。
長らくお待たせしておりましたが、ご期待にお応えできる作品になったと心から自信を持ってお届けします。
「NOT BEER」の公開という夢を叶えてくれた皆様は、この映画の「共宴者」です。その共宴者の輪がこれからもっともっと広がることを心から願っています。
ぜひ劇場で、この映画と再会してください。この特別な瞬間を共有できることが、僕たちにとって何よりの幸せです。
本当にありがとうございます。そして、映画館で乾杯しましょう!
ぐそん @mokuka05
えっ、すご。理にぃが玉ちゃんと一緒にいる。 https://t.co/cyMnL2Nx55