中国ドラマ「長相思(ちょうそうし)」に出演した
本作は、数奇な運命をたどるヒロインと命を懸けて彼女を愛する男たちの姿を描いたロマンスファンタジー時代劇。
ドン・ウェイが演じたのは、九尾狐族の末裔である塗山家の貴公子・塗山璟(とざんけい)。瀕死の状態だったところを小六に救われ、葉十七(ようじゅうしち)と名付けられた彼は、小夭 / 小六に一生尽くすと心に誓った“溺愛系一途男子”だ。ドン・ウェイは小夭 / 小六との関係性について「2人が清水鎮で暮らしていた頃はお互いがすべてでした。ただ葉十七は穏やかですが実はワンマンなんです。意外にしたたかで小夭を決して諦めません。小夭に出会えて塗山璟は幸せです。小夭とは心が通じ合うし価値観も似ています。これは重要な点です」と述懐する。
またドン・ウェイは、璟を演じるほうが難しかったそうで「彼には問題が山積みですから。一族の問題も、小夭との間の問題もあって、精神的負担も大きい。動揺し、怒りも湧いてきますが感情を抑えなければならない。僕自身の感情を制御するのが難しいんです。塗山璟に代わって行動したい心情になります。でも彼は気遣いが繊細で、人を思いやり、自分の言動で傷つけまいとする男なんです」とその理由を明かした。
お薦めのロマンチックなシーンについて質問が及ぶと、ドン・ウェイは「清水鎮の日々もですし、龍骨獄に草凹嶺木樨園での愛の言葉など、名場面は多いです。清水鎮でのお姫様だっこは2人の恋愛を予感させるものです。小夭が頬を赤らめ、十七は彼女の恥じらいを知る。龍骨獄での小夭からの口づけに、木樨園でひそかに秋波を送り合う2人。琴の稽古の名目でのデート……本当にたくさんありますよ」と明かす。今でも感情があふれてくることがあるようで、「役の人生を経験することは素晴らしい体験だと思います。だから俳優の仕事に魅力を感じるんです。他人の人生を味わえるのは俳優だけですから」とも語った。
ドン・ウェイは「長相思」をきっかけに視聴者の感心を高め、その人気を確固たるものにした。彼は「プレッシャーを感じますか?」という質問に対して、「プレッシャーは感じていません。どの仕事も全力を尽くすだけです。与えられた役の役作りに集中したいと思っています。僕のスタッフのほうが大変かもしれませんね(笑)。批判的な意見があった場合は僕が自分で見なくてもスタッフが教えてくれるんです。僕は克服すべく努力するだけです」と真摯な一面をのぞかせた。
全62話の中国ドラマ「長相思」はU-NEXTで独占配信中。DVD-SET1、2は販売中で、SET3と4は3月5日、4月2日にそれぞれリリースされる。
中国ドラマ「長相思(ちょうそうし)」第1話特別公開
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中国ドラマ「長相思」ドン・ウェイお薦めの胸キュンシーンは?俳優業への真摯な一面も
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