小説家としても知られる
このたびYouTubeで公開された映像は、遣都と凛が海岸に立つ十字架へ歩いていくシーンから始まる。凛、遣都、翔、芽衣の4人が1つの部屋で過ごす様子や、物語の鍵を握る謎の男を演じた
佐々木は「この作品の台詞回しは桜井監督ならではの世界観に包まれていて、他の映画ではみたことがないものが多く、そういうところが私は好きですし、皆さんにどう受け取ってもらえるかが楽しみです」と述べる。濱田は「完璧なんて無理ですし、完璧な人なんて世の中にはいません。けど、なぜこのタイトルがついているのか…、ということも、この映画を観る人に考えてほしいと思います」とつづった。平井、於保のコメントは下部に掲載している。
「パーフェクト・シェアハウス」は3月15日に東京・K's cinemaにて公開。
映画「パーフェクト・シェアハウス」本予告
佐々木ありさ コメント
この役をやるにあたって「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」という視覚障害者の方が案内してくださる純度100%の暗闇を体験し、全盲の方々にもいろいろ生活について教えていただく体験をしました。見えない世界が実はすごく豊かだということを全身で感じましたし、ガイドのみなさんもとても明るい素敵な方ばかりでお話できたことがとても嬉しかったです。この役と誠実に向き合いたいと強く思いました。
この作品の台詞回しは桜井監督ならではの世界観に包まれていて、他の映画ではみたことがないものが多く、そういうところが私は好きですし、皆さんにどう受け取ってもらえるかが楽しみです。
濱田龍臣 コメント
映画の中で凛が遣都に「人間は生きるために人であることをやめる瞬間がある」という言うシーンがあり、この言葉に僕自身はっとさせられました。自分を守るために自分を変える。その「変える」には色々な変え方があります。攻撃してくる人がいるからカラにこもったり、逆に放置されているからもっと表現をする方向に変わっていったり…。僕も役者として存在するために自分は色々形を変えているんだなと、この言葉で気付けました。
この作品名には「パーフェクト」という言葉がついていますが、「完璧なシェアハウスって何だろう?」と考えさせられますよね。完璧なんて無理ですし、完璧な人なんて世の中にはいません。けど、なぜこのタイトルがついているのか…、ということも、この映画を観る人に考えてほしいと思います。
平井亜門 コメント
翔という役は、自分本来のキャラクターや今まで頂いた役とは全く違い、かなり影が濃いキャラクターです。これまではいい人の役が8、9割で、そろそろ影のある役柄もやりたいと思っていたので嬉しかったです。リーダー的立ち位置の動画ライブシーンと、徹底してネガキャラとなるシェアハウスでの日常シーンの落差をつけることによって、影と仮面の違いを生み出せるように意識して演じました。
この映画は桜井亜美さんの書いた数少ないSFであり、同時にすごくピュアな恋愛ストーリーでもある、というところが大きな魅力になっていると思います。SFと純愛がしっかり溶け合っている物語に注目してほしいです。
於保佐代子 コメント
芽衣と私は同世代で、仕事での人との向き合い方とは違う恋愛の向き合い方とのバランスに悩む感覚にとても共感しました。芽衣は医者を目指して子供の頃から勉強一筋に打ち込んできた女性で、恋愛に溺れる経験は初めてです。そういう意味でもシェアハウスに今まで経験したことのない恋愛への期待を抱いていて。だから初めて人を好きになった時に、どうしたらいいか分かららない、けれどでも止められない芽衣の気持ちを、演じながらひしひしと感じて、辛いと思いました。
ハウスのドクターとして診察をこなす自立した強いエリート女性としての部分と、恋愛で見せる依存的ですごく感情的な弱い部分の対比を監督とその都度相談してすり合わせしながらお芝居をしていきました。
桜井 Michelle 亜美 @sakuraiami
# ナタリー さんに #パーフェクト・シェアハウス の予告編と写真、記事にしていただきました。ありがとうございます🙏感謝! https://t.co/4FiRBdS1Oq