「白い巨塔」で知られる小説家・山崎豊子の生誕100年を記念して制作された本作は、吉本興業の創業者・吉本せいをモデルに、プロデューサーとして旋風を巻き起こした多加の生涯を描くヒューマンドラマ。伊藤英明が多加の夫・吉三郎、上川隆也が吉三郎亡きあと、多加がひそかに恋心を抱く紳士・伊藤友衛(いとうともえ)を演じる。
寄席に命を懸ける多加は、忙しさのあまり息子と過ごす時間が取れず、子育てに苦悩する一面が。劇中では親子の確執も描かれていく。母に対して複雑な思いを抱える役どころを担った坂東は「久男はなかなか多加に対して素直になれず反発をするのですが、実際の戦場を目の当たりにして今まで思っていた心の内を打ち明けます。久男の母に対する心の機微を丁寧に演じたいと思いながら取り組ませていただきました」とコメントする。
北川は初共演となる坂東に「坂東くんが感じたとおりに自由に演じてほしい」と話し、母のような包容力で向き合っていたという。「とてもしなやかで美しく温かい方」と彼女の印象を語る坂東は「一緒にお芝居をさせていただき、久男として生きることができた時間は宝物のような体験でした」と振り返った。
吉田紀子が脚本、竹園元が監督を担当する「花のれん」は3月8日21時からオンエア。甲本雅裕、泉ピン子、玉山鉄二、馬場園梓、渋谷凪咲、笹野高史、吹越満、金山一彦、月亭方正、ミルクボーイの内海崇・駒場孝、本多力もキャストに名を連ねた。
坂東龍汰 コメント
山崎豊子先生の生誕100年作品に関わらせていただき、とても光栄でした。
僕が演じた久男は、北川景子さん演じる河島多加の息子です。久男はなかなか多加に対して素直になれず反発をするのですが、実際の戦場を目の当たりにして今まで思っていた心の内を打ち明けます。久男の母に対する心の機微を丁寧に演じたいと思いながら取り組ませていただきました。
今回は関西弁でのセリフだったのでイントネーションを現場で皆さんに教えていただいたり、何度も耳で聞いたりして体に擦り込みました。
北川さんとは今回初めてご一緒させていただきました。とてもしなやかで美しく温かい方です。一緒にお芝居をさせていただき、久男として生きることができた時間は宝物のような体験でした。
“お母はん”が力強く生きた激動の人生を放送で見るのが、僕もとても楽しみです。
じゅん🦀🪭🧛🍏🎤🎸🎹💚 @junkozi3572
@eiga_natalie @moimoi_kitos 楽しみです😌