「死に損なった男」水川かたまりは出演オファーを食い気味で承諾、新写真も解禁

水川かたまり（空気階段）が主演を務め、「メランコリック」の田中征爾が監督・脚本を担った映画「死に損なった男」の新場面写真が到着した。

本作は死に損なった構成作家の男が、幽霊から「娘に付きまとっている男を殺してくれないか？」と頼まれる物語。水川が主人公の関谷一平、正名僕蔵が関谷に取り憑く幽霊・森口友宏を演じたほか、唐田えりか、喜矢武豊（ゴールデンボンバー）、堀未央奈、森岡龍、マルセイユの別府貴之と津田康平、エレガント人生の山井祥子も出演した。

このたび解禁された新写真には、関谷が頬杖を付いてパソコンの画面を見つめる様子や、パチンコの台の前に座る姿、体を丸めて横になるシーンが切り取られている。

関谷のキャスティングについては、プロデューサー・宇田川寧による「構成作家の主人公を映画俳優が演じるのは、いかにも虚構の世界だという印象を観客に与えるのではないかと。一平という主人公を立体的に描くのであれば、お笑いの世界の裏側やネタを書く苦労をよく知っている芸人さんのほうが等身大のリアリティが出せるのではないか」という考えのもと進められた。第1候補に挙がり、出演オファーを受けた水川は「初主演映画……まさか僕の人生にそんな5文字があると思わなかったです。マネージャーさんから『映画の話がきているんですけど』の『で』くらいで即断で『出ます！』と言ってました（笑）」と振り返っている。

「死に損なった男」は2月21日に全国で公開。