ラッセル・クロウ主演「ザ・エクソシズム」2月公開、神父役の俳優に悪魔が

ラッセル・クロウが主演を務めた映画「ザ・エクソシズム」が、2月21日より東京・新宿武蔵野館ほかで公開決定。ポスタービジュアルと場面写真が解禁された。配給はインターフィルムが担う。

続編の製作も決まっている映画「ヴァチカンのエクソシスト」での神父役も記憶に新しいクロウ。「ザ・エクソシズム」では、悪魔祓いが題材の新作ホラー映画で神父役に選ばれた落ち目の俳優を主人公に、撮影現場で巻き起こる恐怖が描かれる。共演はライアン・シンプキンス、サム・ワーシントンら。

主人公は映画の成功で自身のキャリア、そして娘との親子関係を取り戻そうとするアンソニー・ミラー。神父を演じる予定だった俳優が撮影現場で不可解な死を遂げたことで、急遽アンソニーのもとに主演の話が舞い込んできた。撮影が進む中、アンソニーの様子は徐々におかしくなっていく。さらに、彼が隠し持つ信仰にまつわる少年期の暗い秘密を知った監督は、過去のトラウマと向き合うようアンソニーに強制するのだった。

監督は「エクソシスト」でダミアン・カラス神父を演じた俳優ジェイソン・ミラーの息子で、父親が体験し、制作秘話として語り継がれる“エクソシストの災い”を知るジョシュア・ジョン・ミラー。本作では苦難の中で神父を演じ切った父をたたえる映画として「エクソシスト」にオマージュを捧げた。劇中の悪魔に取り憑かれるアンソニーの姿には、俳優の父への思いが込められているという。