ディズニー長編アニメーション「
本作は2017年に日本公開された「モアナと伝説の海」の3年後を描いた続編。世界を引き裂いた“嵐の神の伝説”を知ったモアナが、広い海を分断する呪いを解き、再び世界を1つにするため、危険に満ちた海の果てへ冒険するさまを描く。日本版では前作に続いて屋比久がモアナ、松也が風と海をつかさどる半神半人のマウイを演じた。
屋比久は観客を見渡し「大好きな作品をやっと皆さんにシェアできます」と笑顔で挨拶。「モアナというキャラクターが持つエネルギー、優しさ、勇気に私自身が背中を押してもらいました。この作品を観て同じように感じてくださったらうれしいです」と言葉を紡ぐ。松也は「前作は世界中で配信され、ずっと話題に上がっていたので7年も経った気がしませんでした。(自分の中で)マウイが続いてるような不思議な気持ちで吹替に臨みましたね」とコメント。またラップに挑戦したという劇中歌「できるさ!チーフー!」について「最初に聴いたときは『僕にできるのかな?』と不安でしたが、チャレンジしてみるととても楽しい曲でした。モアナを勇気付ける曲ですので、応援歌として聴いていただけるとうれしいです」とアピールした。
本作の感想を尋ねられた小関は「映像美が本当にすごいです。鳥肌が立ちっぱなしです。終わったあとは、いい意味でため息が出ました。ストーリーも前作からグレードアップしています。海の怖さや仲間との喜怒哀楽が描かれていて、自分と重ねて『がんばろう』と思いました。苦難と出会ったときに、もう一度観たいです」と述べる。鈴木は小関と同様に本作の映像美に触れつつ「モアナが自分のためだけではなく、相手を思いながら行動を起こす姿に勇気をもらいました」と口にした。
モアナを惑わす存在として物語の鍵を握るマタンギ役のソニン。ソニンは「マタンギが歌う楽曲がとてもかっこいいです。あとは『モアナ、あなたは私に似てるわね』というセリフがあるのですが、モアナに対して先輩としての余裕を感じていながら、マタンギ自身も背負っているものがあるというところが魅力だと思います」と言及する。モアナの妹・シメアに声を当てた増留は、「モアナのどんなところが好きですか?」と尋ねられ、「心が強いところです。雷や波が来ても船を横にしたり縦にしたりしていて、行ける道を探してるところが強いと思います」と回答した。
続いて、屋比久が劇中歌「ビヨンド ~越えてゆこう~」を生歌唱。力強い歌声で観客を魅了する。すぐ近くで歌声を聴いた松也は「前作のとき(屋比久は)沖縄から出てきたばかりで……。それから7年間、東京でいろんなことがあったと思いますが、変わらずこんなに透き通った声で、尊敬します。僕だったら、もうどうにかなってると思います」とジョークを交えて感動を伝える。その後、劇中歌「帰ってきた、本当のわたしに」をキャストと観客が合唱し、会場は大盛り上がり。熱気に包まれる中、前作から引き続きモアナの祖母・タラ役で参加した夏木がサプライズで登壇し、屋比久や松也と再会を喜ぶ。夏木は「(本作で)モアナはめちゃくちゃ強く、たくましくなってる! 元気をもらいました」と語った。
デイブ・デリック・ジュニアが監督を務めた「モアナと伝説の海2」は、全国で公開中。
映画「モアナと伝説の海2」日本版予告
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サービィ @sappiy0615
【イベントレポート】屋比久知奈「モアナと伝説の海2」楽曲を生歌唱、尾上松也が“変わらない声”を称賛 https://t.co/K3tCbUa46e
モアナとマウイの演者さん達は、本職共々、大活躍している最中ゆえだから、集まって下さるのは貴重なのかも。そういえば、タラばあちゃんも。
ロック様版共に楽しめたら。