映画「
同シリーズは、社会になかなかなじめない“脱力系”殺し屋コンビ・杉本ちさとと深川まひろを主人公とするアクションエンタテインメント。映画第3弾となる本作では、殺しの任務で九州・宮崎に降り立ったちさととまひろが、“史上最強の敵”に立ち向かうさまが描かれる。高石がちさと、伊澤がまひろを演じた。
高石は「またこの新宿ピカデリーに戻ってくることができました!」と感極まりながら挨拶。伊澤と2人で観客に「ただいま!」と大きな声で呼びかけ、客席からは拍手が送られた。阪元は「Xで感想を読んでいましたが、観客の皆さんの顔を見て対話をしているような気持ちになりうれしいです。昨日もお客さんがたくさん入ってくださったようなので、なんとかこのまま……という気持ちです」と心境を明かす。
イベントでは、登壇者たちがそれぞれ印象に残ったシーンを発表することに。高石は「倒れているまひろのもとに、ちさとが駆け寄るシーンがあるのですが、リハで2人とも涙が止まらなくて。涙をどう抑えればいいのか話し合いました」と回想する。伊澤はアクションシーンを挙げ、「アクションシーンの撮影のあとは、ちょうど撮休でした。池松さんと私は体がバキバキだったのでマッサージに行って、そのあと監督も一緒にごはんを食べたんです。そのときに私とあかりちゃんの交換日記を池松さんに渡したら『体が壊れました』とひと言書いてくれました」とエピソードを披露した。
池松は「オープニングがすごいですよね。タイトルが出るまでの流れがかっこよすぎませんか?」とお気に入りのシーンを発表。前田は「撮影裏も楽しかったです。あかりちゃんとアクションシーンの撮影をのぞいて一緒に見学していました」と笑顔を見せる。水石は「伊澤さんから『池松さんのアクションに付いていけない!』と聞いていたのですが、観ると本当にヤバいじゃないですか! 池松さんに『どうしてあんなに動けるんですか? 何か学んでるんですか?』と聞いたら『あーそうだよね。ゆっくりしてるイメージあるよね~。何もしてないんだよね~』と言われて……。嘘だ!!(笑)」と池松の口調をまねて笑いを誘った。中井は「完成した作品を観たら、私もこんなにすごい世界にいたんだと感じて。改めて光栄だなと思いました」と言葉を紡ぐ。
続いて、本作の内容にちなんで「史上最強の敵・ライバル」を尋ねる質問が。史上最強の殺し屋・冬村かえで役で本シリーズに初参加した池松は「これまで『ベイビーわるきゅーれ』を支えてきたファンの方が自分にとって一番のプレッシャーでした。『池松、前田が入ったけど何やってんだよ』と思われたくなくて」と発言する。阪元は「『Cloud クラウド』がライバルですね」と同じ公開日の作品に言及し、「転売ヤーを演じる菅田将暉さんがライバルです。(ポスターで)ピストル持ってたし……“ちさまひ”も負けないぞという思いで、どちらの作品も観て盛り上げていただけたら」と伝えた。
最後に高石は「こうして(観客と)同じ場を共有できることが、本当にありがたいと思っています。また劇場に“ちさまひ”に会いに来てください」とコメント。伊澤は「ふと日常に戻ったときに、“ちさまひ”の生活を思い出してくれたらと願ってます」と呼びかけ、イベントを締めた。
「ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ」は全国で公開中。
※高石あかりの高は、はしごだかが正式表記
映画「ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ」予告編
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