韓国映画「
「犯罪都市」シリーズのファンであるMC・
また宇垣の「シリーズ過去3作を含め、20年以上アクション監督として活躍されてきたホ・ミョンヘンさんに今回演出をオファーした理由は?」という質問には、マ・ドンソクが「監督とは一緒にいくつもの作品を撮ってきて、何も言わなくても目を見ただけでコミュニケーションが取れるような仲です。今作を任せたら、きっと演出もうまくやってくださるだろうと思いお願いしました」と回答。そして「アクションシーンのトーンによって、強度や印象を変えたいと思っています。前作の『犯罪都市 NO WAY OUT』は軽快でテンポが速く、テクニックを使ったアクションです。今回は重い印象のアクションで、テクニックも少し排除し、強いボクシングアクションをお見せしたいと。そういった差別化もしています」と丁寧に説明した。
事前にXで寄せられた質問にもマ・ドンソクは答えていく。「『犯罪都市』がほかのアクション映画と異なる点は?」という問いには「『犯罪都市』はいずれも実際に起きた事件を土台にしています。そこに映画的な要素、娯楽要素を付け加えていますが、何よりもリアルなアクションになるようにがんばって作っています。拳を使うアクションでも、本作のようなボクシングアクションは非常に危険を伴うものです。慣れている人、訓練されている人でないとなかなか難しい。なのでキャスティングの際は運動を長くやっている方、あるいは私のように若い頃からボクシングをしていたり、ボクシング選手だったりという方を選ぶようにしました」と述べる。
悪役についての質問では「それぞれ違った性格やスタイルの人物を登場させるようにしています。私は作品の全体デザインにも脚本にも参加しています。キャラクターを作るときは凶悪なところも見せますし、難易度が非常に高いアクションも意図しながら、みんなで相談しています」と語った。キャスティングの重要性にも触れ「映画は決して1人で作れるものではありません。集まったみんなで意思の疎通を図り、お互いにコラボレーションしながら作っていくものですので、集まった人たちの人柄がよくなければいけないと思います。いい人たちが集まれば、当然いい映画も生まれる。そういう人たちと楽しく映画を作れるように努力をしていますし、そのようなお人柄の方々にチャンスを差し上げられたらと思っています」と論を展開。加えて「『犯罪都市』の場合は、あまり悪役を演じてこなかった俳優たちを探すようにしているんです。新作においてもこれまでとは違った(俳優の)顔を見せたいという、そんな思いがありました」と起用ポイントを述べた。
「前回の来日時はどんなものを食べた? 好きな日本料理は?」と聞かれたマ・ドンソクが「この場でお話しするには、あまりにもおいしいものが多すぎる。話しきれないと思う」と言って会場を和ませる場面も。「いろんな種類のラーメンも食べました。それから焼肉も食べに行って、牛のありとあらゆる部位のお肉をいただきました。あとはうどんもお寿司も好きですね。日本に行くと1日に何回でも食べたくなります」とうれしそうな笑みを浮かべた。最後に「『犯罪都市 PUNISHMENT』ではとても痛快なアクションが見れると思います。ストレスを抱えていらっしゃる方がいたら、きっとそれも吹き飛ぶと思いますので楽しんでくださいね。ユーモアもありますし、胸に響くような感情も描かれています」「このシリーズはこれからも続いていく予定ですので、たくさんの応援をお願いしたいです」と期待を煽ってイベントの幕を引いた。
「犯罪都市 PUNISHMENT」は9月27日より全国ロードショー。マ・ドンソクのほかにキム・ムヨル、イ・ドンフィ、パク・ジファンが出演した。
韓国映画「犯罪都市 PUNISHMENT」予告編
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マ・ドンソクが「犯罪都市」新作をアピール「強いボクシングアクションをお見せしたい」 https://t.co/Yk9WBfoREk
デカいな…。見た目の印象とこの落ち着いた語り口がどうにも結びつかない。