山田孝之×仲野太賀W主演「十一人の賊軍」田中俊介、松尾諭ら新キャスト15名

山田孝之と仲野太賀がダブル主演を務める映画「十一人の賊軍」の追加キャスト15名が発表された。

「日本侠客伝」「仁義なき戦い」シリーズなどで知られる脚本家・笠原和夫が1964年に執筆した幻のプロットを、監督・白石和彌、脚本・池上純哉、企画・プロデュースの紀伊宗之といった「孤狼の血」シリーズの制作チームが受け継いだ本作。1868年の戊辰戦争にて、15代将軍・徳川慶喜を擁する旧幕府軍の“決死隊”として砦を守る任に就いた11人の罪人たちと、薩摩藩・長州藩を中心とする新政府軍＝官軍の戦いが描かれる。山田は女房を寝取られた怒りから新発田藩士を殺害し罪人となり、砦を守り抜けば無罪放免の条件で決死隊として戦場に駆り出される駕籠屋の男・政（まさ）、仲野は新発田の地を守るために罪人たちとともに戦場に身を置く剣術道場の道場主・鷲尾兵士郎（わしおへいしろう）役で参加した。

田中俊介と松尾諭が罪人たちとともに決死隊の一員となり砦を守る新発田の藩士、柴崎楓雅が新発田藩の若殿、佐藤五郎と吉沢悠が家老・溝口内匠の部下に扮する。松角洋平と駿河太郎が、新発田藩に官軍との戦いを迫る米沢藩士・奥羽越列藩同盟の新潟総督と参謀をそれぞれ演じた。

さらに新発田を追い詰める山縣狂介の右腕となる土佐藩士として、官軍先鋒総督府・軍監役で浅香航大、側近役で佐野和真が出演。先遣隊隊長役に安藤ヒロキオ、その腹心役に佐野岳とナダル（コロコロチキチキペッパーズ）が起用された。内匠の妻と娘役で西田尚美と木竜麻生、政の女房・さだ役で長井恵里がキャストに名を連ねる。なお本作の音楽を、「新しい学校のリーダーズ」のサウンドプロデュースで知られる松隈ケンタが担当することが明らかになった。

「十一人の賊軍」は、11月1日より全国でロードショー。

「十一人の賊軍」劇場15秒予告